取れないベアリングのアウター側 ロータリーモア | 農業機械のブログ

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最大の難関がハウジングに残されたベアリングのアウター側。いまだに取れず。

プーラーを注文したが、規格を見間違えていた。外掛けの数値を内掛けの数値だと思い込んでいた。ベアリングの外径は62mmというやつだ。

スライド式のプーラー。外掛け最少80mmだった。

モノタロウにはろくなプーラーがなかった。別ショップで検索だ。

まあいいかなと思えるものを見つけた。

アームタイプギアプーラー。楽天にあった。
http://item.rakuten.co.jp/kougudirect/puller-arm-60mm-02/

爪を外に向られれば62ミリの外径のベアリングに引っかかると思われるんだが、到着してみないと何とも言い難い。爪が外側に向けられなければ使い物にならない。

確かに、普通はベアリングそのままの抜き取りだからな、インナーがない状態は想定外。ネット検索では、元のインナーと球を使って抜く方法もあるらしいが、玉なんか錆びて痩せこけてしまって使い物にならないし。

それにしても、ササキ農機、取扱説明書が不親切だな。ハウジングとブラケットの間の隙間にギアオイルでも注油しろと書いていればなんてことなかったのに。それとも5年か6年にベアリング交換が必須なのか。
http://www.sasaki-corp.co.jp/noukitop/rotarymower/index.html
 

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上の写真はハウジングをひっくり返した状態だ。スナップリングの下側にベアリングだ。ハウジングは、注文したら1万円以上は間違いなさそう。

サンポールをかけて錆を浮かせることも考えたが、その場で取れなければ錆が進行しやすい話だし。困ったものだ。

 

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奥に見える筋がベアリング。数ミリ隙間がある。ハウジングの上から見たもの。ハウジングの上にはオイルシールがギアオイルの侵入を防いでいる。

ベアリングアウターがちょっと出っ張っていれば、叩いて抜けたと思うが、ホントうまく作っている。


腐食は水で洗浄を始めて数年でこれだ。使い始めて数年は洗浄なんかしなかった。

部品代。

パッキン、ベアリング、スナップリング、ボルトナット。総計16000円くらいの部品代。パッキンは意外に高額。ボルトナットはほとんど交換だから結構いい値段だった。

道具代をあわせて計算すればそれなりの値段だが、道具はあったほうがいい。

メンテナンスと道具は機械を使う農業の必須だろうな。メンテナンスを知らないとカネも時間も損失する。