荒選別後、規定の長さに切りそろえいよいよ結束作業に移る。
結束をスムースに進めるために規格ごとに選別する。
下敷きにしているのは紙マルチ。
150g、23センチ、だが150g丁度というのは乾燥分の重量低下を考えて1本多く結束するようにしている、たいていは。
慣れてくると一握りした時の感覚で一束がわかるようになる。
この一束という規格だが、片手で握った時に収まる程度だ。
既定の長さに切った後は何日も持たない。
今のところ水冷の方法では、その日の収穫物は次の日くらいまでは使い物になるがそれ以上は無理だ。切り口から腐敗が始まる。収穫日から2日目の朝には腐敗が進んで匂うようになる。もちろん、切り口を短く再切断すれば少しは延長する傾向にあるものの、茎質が悪くなる。
収穫物の水冷後、その日のうちの夕方には曲がる。茎を垂直に立てればたぶん曲がらないと思うが、少し傾斜している限りでは茎が曲がってしまう。