トラクターウォーターポンプ交換 | 農業機械のブログ

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2018-0723写真入れ替え

 

ロータリーモアで草刈りをある程度やった後、別の草刈りを開始しようとした。するとトラクターエンジンから異音がした。

何か引っかかるような。

エンジンを見ると何ともない、エンジンをかけてみるとプロペラが。回転をあげれば異音は消える。

現場での作業よりはうちにもっていくことにした。途中ぶっ壊れたらそれはそれ。

到着後、さっそくばらした。

 

 

プロペラの軸がぐらぐら。ポンプの羽のほうは何ともなかったようだが、プロペラを回してもポンプのほうは回っていない感じだ。

 

ガスケットは紙製。昔の整備の本によれば、ニスを塗れとあった。速乾ニスを塗った。うまく貼り付くので好都合だ。

ウォーターポンプの取り外しには、ラジエタを前に倒すようにボルトを外した。アッパーとローワーの各ホースを取り外し。

前回の交換から10年ちょっとか?前回の交換後、また壊れることを見越して部品を注文済み。案の定。

ニスを使っているため、ガスケットが癒着している。カッターの刃を使って削り取る。

新品を取り付け、ベルトも交換。冷却液は全部交換、水を入れて中を洗った。これは取付前も後も。そして、冬のことを考え50パーセント濃度に。

 

アッパーホースから水道水を注水。エンジン脇のドレンも外して、水を流し込み。ラジエタも洗っておいた。

 

冷却液の交換はだいぶ前のためか、なんか匂いが違うような。ラジエタ液の交換なんかふつうやるものかどうか知らないが、やったほうがいいんだろう。

 

長年の土埃でエンジンが汚い分、汚れ落としに結構手間がかかった。

エンジン始動後、ラジエタキャップを取って冷却液を見たが、最初から流れているあたりはサーモスタットは開きっぱなしだろう。

ウォーターポンプを交換しても、特にエンジンの調子に変わりはない。

壊れたままで走行していた時、ポンプの羽は回っていなかったとすると、その割には水温計はまだ上限じゃなかったな。

自分で修理した分部品代だけだが、整備屋だとどのくらいとるのかな。

作業そのものは難しいことはない。ポンプそのものはエンジン本体にボルトで固定されて、ホースなどがつながっているだけだからだ。

ついでに、ロータリーモアのタイヤの交換もやった。ちょうどうまい具合に部品のヨークが到着。1個6千数百円なり。

0703-4

おニュー。軸はすんなり入った。手で入るほど。よほどいかれたのか、壊れたやつなんか大ハンマーでやっと軸が外れたのに。