懸案だったぼろ小屋と納屋の中の整理。
小屋は解体し、納屋の中はかなりの時間をかけて整理した。
小屋の解体前
土台の木は腐りかけていたが、柱にしていたものは少し劣化していた程度。防腐剤を塗っていない割にはよく持つものだ。
周りのトタン板からはがし、垂木などを除去、そして柱一本ずつ取り外して屋根はぶっ倒して解体した。
露出していた木の部分は腐りかけていた。
きれいなものだ、場所が空いた。小屋の使い道はほとんどなかったが、資材置き場にしていた。置いたまま年数がたち、解体しないと雪でつぶれる運命だった。
まだいい方だ。ほかのところは道具などがバラバラ、ごみも混ざって何がどこにあるか探すのに苦労する。
資材や道具やもって北は空いているところにポンと起き、さらに上に乗せて隠れてしまえば、物があるのにまた買うことになる。
古いものは捨てるのも整理のためだが、捨てられず物がたまる一方。
マルチャーなんか2台分ある。古いやつを捨てればいいのに、なぜかしまい込んでしまう。
使い道ーーー予定全くなし。
作付品目にもよるが、納屋は広いほうがずっといい。
納屋が狭いとロータリーなどのアタッチメントの収納はできず、屋外。当然傷むのが早くなる。トラクターの収納も考えたらしょぼい百姓でも結構広い納屋が必要だ。
農家はたいてい数か所の納屋があってあちこちに収納する。それでも人によっては足の踏み場もないほど雑然と収納しているところもある。
機械化貧乏なら借金と物はたまるだけだ。
くたびれる仕事だった。