本日は2月14日。

バレンタインデーですね。



チョコといえば、





ちょっと前ですが、ミスド×GODIVAのドーナツを食べました。このコラボはだいたいハズレがないですね。高いけど。


ポンデリングにチョコクランチがかかったポンデ・ザクショコラも美味しかったです( *• ̀ω•́ )b グッ☆








しかし、今回はバレンタインに全く関係がない話でして……。









ずっと観ないようにしてきたこの映画を観る日が、








ついにきてしまいました!((((;゚Д゚))))





その映画とは、








怪物くん3D!:(;゙゚'ω゚'):





なんで見ることになったかは、



前回の記事



をご覧ください。







映画怪物くんと聞いても、おそらく普通の人は



「え? 別に普通の邦画じゃないの?」



と思うんじゃないかと思いますが……。






この映画がですね、レビューが賛否バッサリわかれておりまして、おそらく大野くんファンの高評価が多いのですが、中には、





「20億円をドブに捨てた学芸会」(゚Д゚#)





みたいなことを書かれている低評価レビューもありまして……。






怪物くんを知らない人はいないと思いますが、藤子不二雄Aによって描かれた漫画で、自分も子どものころ楽しみにコミックスもアニメも見ておりましたヾ(*´∀`*)ノ




時は流れ、2010年に嵐の大野くん主演でドラマ化されました。

正直、大野くんが怪物くん役と聞いたときには



「嘘だろ?(  ゚ ▽ ゚ ;)エッ!! 」



絶対コケると思いましたが、数話目にたまたま見たら、面白かったのを覚えております。

原作の怪物くん自体見た目こそ子どもだけど年齢不詳?だし、大野くんのキャスティングも正解でしたよね(•̀ᴗ•́)و ̑̑ぐっ




大人気となった大野くん実写版ドラマ怪物くんを、あの日本テレビがそのまま放っておくわけはなく、3D映画最盛期ということもあって、




翌2011年に3D映画化!(゚Д゚)クワッ




しかし、ドラマ版と違って映画オリジナルのストーリーがかなり酷かったらしく、絶対に観ないと心に誓った作品でした。







なので、本来なら絶対に観るつもりはなかったのですが、



こちらの記事

↓↓↓



で立てた説が、前回の縁切り村がノーゲームになったため(3Dとうたっていながら実際は3D映画と呼べるものではなかった)、急遽怪物くんで検証することにしたのです。






あとひとつ、怪物くんの3Dブルーレイを買った理由がありまして、






送料込み500円だったんです(´・∀・`)




この値段であれば、クソつまらなくても後悔しませんからね。





ちなみに映画版怪物くんの評価は、





うーん、よくわからないんですよね。

映画.comだけ2.3と低いのですが、他は3.7。



個人的に気になったのは、Amazonレビューの、





これと、





これ……。




でもAmazonの怪物くんブルーレイの評価って、





嘘だろ?っていうほど高く、中には、





こんな評価もあるのですが、先の星1レビューを読む限り、星4以上は大野くんが映ってるというだけでファンが高評価を付けているようにしか思えないんですよ……。


それを考えると、映画.comの2.3が世間の正当な評価な気がして怖いんです((((;゚Д゚))))






まぁしかし、





「3Dで観たらどんなクソな映画も面白い説」の検証のために見るのですから、





クソ映画上等!(゚Д゚)クワッ




もしかしたら、低評価な人は2D版しか見ていない可能性もあるわけですよ


クソ映画ほど、3Dで見て面白かったら説が実証できますから、最終検証をしてみましょう!(°∀°)b



あ、クソ映画クソ映画連呼してて、本当に面白かったらゴメンなさい。







それでは視聴開始です!

いつも通り、MetaQuest3を使ったVRでの裸眼3D視聴になります。





スタートしてすぐ出てきた文字が煙となって消えるシーンがあるのですが、立体感があっていいですね!


これは3Dに期待が出来そう。

なんと言っても、制作費20億円ですからね!(๑˃̶͈̀o˂̶͈́๑)





冒頭シーンは、ウタコ役の川島海荷とヒロシ役の濱田龍臣から。

2人とも幼いな〜(*´艸`*)





ストーリーはドラマ版のあとの話のようで、怪物くんが新大王になる就任挨拶をするところからはじまります。





怪物大王、そういえば鹿賀丈史でしたね。

しかしこの格好はなんというか……。





大野くん演じる怪物王子。

怪物王国ではこの姿なんでしたっけ?



怪物くんが挨拶をしている最中に、





怪物くんの小さなワガママ(野菜を残すなど)に対して国民が次々とクレームを言い出し、怪物くんは怒って「大王になんかならない!」と言い残して去ってしまいます。


クレームの内容がショボいですが、子どもも対象にしているのでしょうからその辺りは目を瞑りましょう。





怪物くんに国民へ謝罪させるよう、いつものお供3人が向かわされますが、怪物くんは「もういい、人間界へ行く!」とドラゴンを呼び、





結局お供の3人も付き添って、人間界目指して飛び立ちます。





オープニングが表示されました。CGがらみのところは、荒いですが立体感はそれなり?





人間界へ向かう途中、





竜巻に飲み込まれてしまい、日本へ行くはずが、





インドへ落ちてしまいます。



偶然降り立った宮殿で敵とみなされ、衛兵から攻撃されてしまいますが、





怪物くんの念力で、射られた矢をすべて落とします。


3DCGで描かれた矢ですが、もっと飛び出す感じにできなかったのかなぁ?

スクリーンの手前に浮いているようには見えず、全体的に立体感がないんですよね。

口から吹いた炎も全くだし……。





宮殿の責任者ヴィシャール役は上川隆也。その他のモブはインド人なのかなぁ?

主要人物だけ日本人でモブが現地人だと、映画版のテルマエロマエの阿部寛や北村一輝を思い出しますね。


空から降り立ち魔法を使う「伝説の勇者」と間違われた怪物くんは、ご馳走目当てに勇者の振りをして王女を救い出しに行きます。





これってセット?

どうやらインドロケもしたようなので、現地なのか?


ゾウに乗って出発しましたが、歩みが遅いので、再びドラゴンを呼び出し一行は囚われた王女のもとへ向かいます。





場面が変わり、王女をさらった反乱軍のアジト。


って、インド人役で北村一輝が出てるんかいw(^◇^;)

北村一輝は反乱軍のリーダーのサニル役です。




怪物くんたちは、ドラゴンに乗って空からアジトへ行くと、





念力で腕を伸ばし、あっさり王女を救出しましたが、なんと王女はウタコ?


ではなく、ウタコそっくりな女の子でした。




ウタコそっくりな王女ピラリを救い出し、宮殿へ戻った怪物くんたち。

ご褒美の伝説のカレーをもらうはずが、





地下の牢屋に捕えられてしまいます。

怪物くんは念力を使って鉄格子を曲げようとしますが、なぜか念力が使えません。



そこへ現れたヴィシャールが正体を明かすと、





なんとヴィシャールは人間ではなく、狂言を起こしてこの王国を乗っ取ろうとしている、元怪物王国の住民・岩男だった!





回想シーンで描かれますが、ヴィシャールは身分の低い種族なため、身分制度がある怪物王国では一生出世することができず……。


能力があっても下働きしかできないことに嫌気をさした岩男は、怪物王国を捨てて人間界へ降り立ち、この王国で国王になろうとしていたのです。





というわけで、怪物くんたちは岩男に騙され、逃げていた王女を連れ戻すのに利用されたのでした。


しかも、念力の源である魔王石は、もともとヴィシャールが作り出したものだということも判明。

ドラキュラが隠し持っていた魔王石を岩男に奪われたため、その作用で怪物くんは念力が使えなくなったようです。





話し終わると同時に突然爆発音がし、ヴィシャールは部下と地上へ戻ります。

爆発音の原因は、サニルたち王女の部下が救出にやってきたからでした。


無事王女を救出したサニルは、王族と重臣しか知らない秘密の地下通路から逃亡を試みます。





騒動の最中に牢屋の床を掘って脱出していた怪物くんたちと、逃げる途中の王女とサニル、カーが地下通路で偶然出会いました。


怪物くんたちを敵だと思っていた王女一派ですが、怪物くんたちもヴィシャールに騙されていたことがわかり、誤解が解けて行動を共にすることになります。





実はヴィシャールの背後には、





プリンスデモキンがいました!(゚Д゚#)



デモキン(松岡昌宏)、ワレ生きとったんか!

確かドラマ最後に怪物くんにやられてたよね。



デモキンは、ダイヤを作る能力を持った岩男を利用して、





人間から「もっとダイヤが欲しい」という欲望を吸い取り、





愛するデモリーナ(稲森いずみ)を復活させようとしていたのです。



反乱軍のアジトに戻った怪物くんと王女一向ですが、追ってきたヴィシャールと部下に追い詰められてしまい、王女は自分の身と引き換えにみんなを救います。





アジトに残され、途方に暮れる怪物くん一向と、サニルとカー。









ええっと、ここで開始から60分くらいなのですが、









もうギブアップしていいですか?o┤′д`├o ダルゥ





というのがですね、想像していた以上にクッソつまらないんですよ……。

もしかしたらと覚悟はしていましたが、まさかここまでとは思いませんでした。




なにより、等倍再生なのに、




スロー再生してるのかと思うほどテンポが遅い……_:(´ཀ`」 ∠):




縁切り村も何度も「早く終わらないかな〜」と思いながら見ていて苦痛でしたが、とりあえず結末は気になったので我慢して80分観たんですよ。


でも、怪物くんは「もう最後どうでもいいや」と思っちゃうくらい退屈で……。






だってまだ、






残り40分もあるんですよ((;゚Д゚)ガクガクブルブル





つまらなすぎてゲ◯吐きそう。

むしろ60分頑張って観たよ。



なので本当にここで終了しようかとも思いましたが、ここで縁切り村の、





こちらのレビューを思い出し、





再生速度を早めて続きを観ることにしました。




できれば2倍で観たかったのですが、うちのノートパソコンだと負荷が強すぎるみたい?なので1.5倍速で観たら、




ちょうどいい!(°∀°)b




というか、1.5倍速にしてやっと通常の再生速度並みですね。


早送りなので声がピヨピヨした高めに変わってしまいますが、そんなのキニシナイキニシナイ(ヾノ・∀・`)





その後はドーンとかバーンとかドカーンとかあって、





残り40分頑張って観て最後の大円団を迎え、




やっと終わった〜!ヽ(゚∀゚)メ




と、感動もひとしおでした!(´;ω;`)ブワッ 







怪物くん3Dの感想ですが、ええっとですね、縁切り村同様……いや、縁切り村より長くて見ているのがキツかったので、








堂々の星1!(´·ω·`)ショボーン






まさか、ここまでクソつまらないなんて想像もしていませんでした。

ウソだろおい!(゚o゚;;


だって、制作費20億円ですよ⁈

巨額の制作費はいったい何に消えたんでしょう?

スタッフのポッケ? 宴会費?






すでに書いていますが、とにかくテンポが悪い。間もありすぎて見ていてキツい。

500円でも観る価値ないwww


話は子どもにもわかりようにしているので仕方ないにしても、本来60分で終わるくらいの内容を無理矢理長くしているから、とにかく酷く感じるのだと思います。





いや〜、自分の直感も、Amazonの星1レビューも正しかったですね。

星5をつけた人たちは、たぶん大野くんが出ていればたとえ縁切り村でも星5をつけるんでしょう……。





もしかしたら、これから映画版怪物くんを観る人がいるかもしれないので、ここに最高のアドバイスを書いておきますが、





最初から1.5倍速で見たほうがいい(´・∀・`)




1.5倍速なら68分で観終わりますから、「この映画つまらないな〜」くらいで、ギブアップせずに観終わるまでなんとか我慢できると思います。


いや、最初から1.5倍速で観たら間延び感がなくなるから、むしろ面白い映画だったと思うかも?




あ、最後に流れるMONSTERは、1.5倍速でもいい曲でしたよ(*´ω`*)






肝心の3D効果ですが、ちゃんと3D効果が感じられたのは煙くらいで、こういうキラキラ系のCGも立体感はほとんどないですね。





ところどころ3D映えするハズのシーンがあったのですが、ここなんかも手前に浮いている魔王石が全然飛び出して見えてません。


怪物くんの手や足が伸びるシーンで飛び出し感がゼロだったのは、正直ガッカリでした(それがウリの映画だと思っていたので)。





うーん、怪物くんは制作スタッフがどうやれば効果的に3D効果が出るかを全くわかっていなかったんでしょうね……。


アクションシーンなんかも、とにかくお金がかからないように広い場所でビヨーンバヨーンとやっているだけなので、3D感も迫力も全然ありません。




というか、3D映画の3D効果って、こんなものでしたっけ?

うーん、縁切り村と2本続けてこんなものだと、他の3D映画が凄かったのは思い出補正的なものか?と思ってしまい、よくわからなくなってしまいました。









怪物くんの評価をネットでもっと見てみようと思い、怪物くんと入力したら、





あー、やっぱり世間でも怪物くんの映画はひどいという認識なんだぁ、と検索結果を出してみたら、





怪物くん違いだったwww(^◇^;)



そっちの怪物くんも酷そうですよねぇ……。



となりの怪物くんは、好きすぎてコミックスだけでなくアニメ版のブルーレイも持っていますが、映画版は怖くて観ていません。


だって、雫役が土屋太鳳とかありえないでしょ?(;´д`)

こっちは死んでも観ません。







というわけで、





こちらの説の検証結果を発表します。


怪物くんも3Dが微妙だったとはいえ、縁切り村と違い20億円もかけた3D映画なのでこれは3Dと認めざるを得ないでしょう……。








検証結果は、











ほとんどの映画は3Dで観れば面白くなるが

3D効果がないクソ3D映画は3Dで観てもクソ




長いですが、これを検証結果とさせていただきますm(_ _)m



貞子3Dやアメリカンマミーみたいに、2Dだと最低評価でも3D効果がスゴいやつは、3Dで観たら面白くなりました。


注意すべきは、3D映画といいながら3D効果がほとんどないクソ3D映画ですね。これはどうやっても救いようがありません。








さっきも書きましたが、2本連続で3D映画なのに3D効果が酷い映画を見てしまったので、



MetaQuestで見る3D映画ってこんなもんだっけ?(o'-'o) ?



と、自信がなくなってしまいました。

もしかしてVDがバージョンアップしておかしくなってる(これは実際前にあったので)のかと思い……。



自分の中で最高レベルの傑作3D映画である、





判事ディーシリーズのライズ・オブ・シードラゴンの3Dブルーレイを見てみました。



すると、





やっぱりスゴい!ヽ(゚∀゚)メ



これぞ3D映画ですよ!





こういうなんてことないシーンも、奥行き感と立体感がめちゃくちゃあります(•̀ᴗ•́)و ̑̑ぐっ



いやぁ、レベルが違いすぎる……。

こちらは2013年の中国映画で制作費32億円ですが、ここまでじゃなくても、20億円かけたらもっとスゴい3D映画ができててもおかしくないですよね(ー ー;)


怪物くんが酷いのは、あれだけ予算をかけたはずなのにショボショボだった東京オリンピックの開会式と同じ仕組みなんだろうなぁ。




同時期の日本の3D映画でも牙狼とかはとても良かったので、いい映画ができるかは制作側のやる気次第なんでしょうね。