いまは、アウトプットする時間より、
インプットする時間がほしい。
映画みたじっくり考えたり、言葉を絞り出している時間が惜しい。
とは言え、観た映画はぜんぶ、なにがしか残したいので、簡単レビューを。
・1秒先の彼
わたし、よっぽど疲れてるんやろうな。最近、軽い邦画ばかりみてる。時間がズレてるのが名前画数由来ちゅう、バカバカしさがめちゃくちゃよい。
脚本:宮藤官九郎
出演:岡田将生、清原果耶、ヨーロッパ企画の方々
・終わらない週末 / Netflix映画
国を滅ぼすには。資本を独占するには。超怖い終末映画だった。情報を遮断し、孤立させ、不信にさせて、分断させて、自分を守るために他者を攻撃する。国を滅ぼすには、内戦を起こさせればいい・・・。これは多国籍民族の集団国アメリカだからありえる話か。日本でもそうなるのか・・・。ドラマ「フレンズ」の最終回・・・覚えてヘン。
原作:ルマーンアラム
監督:サム・エスメイル
出演:ジュリア・ロバーツ、イーサン・ホーク、マハーシャラ・アリ、マイハラ・ジャエル、ケビン・ベーコン
・汚れなき子 / Netflix
これも怖い系。ホラーでなくて、心理的に追い詰められるやつ。誘拐され、監禁された女性が保護された。10歳ぐらいの女の子と一緒に。どこに住んで、だれに監禁されたのか分からない。思い出そうとしない。語ろうとしない。発見された場所と彼女の身辺を調査しながら、刑事が犯人をつきとめるという謎解き系なのだが。主演の少女がなんとも不気味。女がなぜ監禁されたのか。少女と少年の母親を務めるため。母として失格とみなされたら殺される。父親はだれ?
正直、犯人は突然あらわれたカンジもあり、少女の不気味さだけが際立ったドラマかな。
・BEEF / Netflix
アメリカに暮らすアジア人のストレスというか、フラストレーションというか。白人至上主義のど真ん中で、白人にへーこらしながら生きる、生きづらさ。正直、日本でしか暮らしたことない日本人にはピンとこないかもしれないが、おもしろい。
在米韓国人と、在米中国人と、在米日本人と。日本人がイチバン、アホっぽいというか、枠外なカンジだったけど。
この中国人役の女優さん、ほんまに憎らしいし、すげーブスにも見えるけど、感情表現がうまい!
最後の添い寝シーンに救いが。
出演:スティーヴン・ユァン、アリ・ウォン、ヤング・マジノ、ジョセフ・リー、マリア・ベロ
※日本人役の俳優に、ひとりも日本人がおらん・・・。