映画 ブラッドトレイン 日本描写、ひどない? | 気むずかしい いろいろ

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こういう映画は、スカッとすればええのか?

せやけど、おもんなかった。

 

日本の新幹線が舞台なのに、リアリティがいっこもあらへん。コロナ禍での製作だったから日本でロケできんかったのが理由らしい。でも、ぜんぜん日本ちゃうやん。べつに舞台が日本やなくてエエやん。日本にこだわる理由がいっこもないし。真田広之が出てるだけやし。

 

全体的にすべて「絵」だし。だいたい、新幹線は夜中から朝にかけて走らへんし。東京から京都まで2時間ちょいで到着するし。京都が終点ちゃうし。新大阪あるし。

 

もうなんちゅうか、日本のこと知らなすぎるやん。なめられてるやん。

Youtubeで集めた、日本でびっくりしたこと集みたいになってて、でもトータルでみると日本をぜんぜん表現できてないし。

 

なにこれ?

 

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2022年アメリカ

原作:伊坂幸太郎マリアビートル

監督:デヴィッド・リーチ

出演:ブラッド・ピットジョーイ・キングアーロン・テイラー=ジョンソンブライアン・タイリー・ヘンリーアンドリュー・小路真田広之マイケル・シャノンサンドラ・ブロックベニート・A・マルティネス・オカシオローガン・ラーマンザジー・ビーツマシ・オカ福原かれん

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<今日のいちまい>

2021年に会社をやめた4番弟子・熊取Kに1年半ぶりにあった。
N.Y.でエンジニアとして働くトルコ人のもとに嫁いでいった奈良K。
アホの天満Zの4人で、なんばで合った。

奈良Kは、去年の9月頃にN.Y.に旅立ったはずだが、親知らずの治療のため3カ月ほど日本に帰ってきている。トルコ人の夫の就労ビザの期限がきれているため、アメリカに再入国する手続きが複雑なため、一人で帰国。夫の就労ビザを更新するには、一度、トルコに戻り、ビザの申請をしてからでないとアメリカに再入国できないのだそうだ。トルコ地震の被災エリアではないが、トルコで行政関連の手続きは、容易でないらしい。奈良Kは、トルコと言う国の内情を詳しく知らないまま嫁いだため、大変さがイマイチ、ピンときていないらしい。ま、26歳はそんなもんだろう。

やっかいだったのは熊取K。今年41歳になるという。転職先で係長的な役職にいるらしいが、さっぱり軌道にのせられない事業を担当させられているという。そんな苦労話はどうでもよく、こいつはダジャレを言い出したら止まらなく、超絶お調子者で、ひとりでしゃべって、ひとりで笑って、声がでかい。で、飛び跳ねて喜ぶものだから、周りに迷惑すぎる。

今の会社では、だれもイジってくれないから久しぶりに相手してくれる人と会えたのが嬉しかったらしい。奈良Kも、天満Zもドン引き w。

熊取Kとは5年ぐらい、旅仕事をしており思い出が多い。大きなプレゼンの直前にプール熱になったり、背骨骨折したりと、心配するより怒鳴りっぱなしで苦労した。が、旅仕事のおかげで共有できる楽しい思い出もたくさんある。熊本の馬刺しがうまかった、知覧特攻平和会館は感動した、五島列島は連れて行ってもらえなかった。などなど、各地に思い出がある。

このお調子者は、はじめまったく使い物にならず、よくデコをたたいて叱っていたのだ。右手にはめたゴツイシルバーの指輪の金具があたるように、右手をデコと並行にして、ベシベシよく叩いていたのだ。歴代の弟子4人までは、よく叩いてお仕置きしていたww。

あの時の話になり、うれしそうにデコを差し出してきたので、またゴツイシルバーの指輪の金具があたるように、平手をしたらめちゃくちゃ嬉しそうだった。10年ぶりにたたいたデコは、加齢脂でヌルヌルして気持ち悪かった 笑。たたいても、たたいても差し出してくるから、ほっぺたをつねったったら、さらにヌルヌルして気持ち悪かった。すっかり、おっさんだ。

そんではた目からみたら、オバサンが、オッサンのデコをたたいて、ほっぺたつねって、ゲラゲラわらっている構図になる。アタマおかしんちゃうか 笑。

めちゃくちゃ楽しかった!というて、終電まで3分しかないと、ダッシュで帰っていった。

残された奈良Kと、天満Zと唖然。あいつは、だいじょうぶか???なんにしても、弟子3号が、元気でいてなにより。