舞台映像 劇団☆新感線「メタルマクベス disc3」 宮藤官九郎×浦井健治×長澤まさみ | 気むずかしい いろいろ

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今更ながら、浦井健治、素とのギャップが激しすぎないか 笑。

2幕以降の、王の亡霊に憑りつかれ、狂っていく姿がめちゃくちゃカッコよかった。

 

生で見たときは、豆粒鑑賞だったから表情とかよく分からんかったが、

映像でみなおすと、めちゃくちゃいい表情の演技するやん。

 

なんで浦井健治は王の役が多いんだろうとすごく不思議やったのね、

「王家の紋章」がかなり肩透かしだったから、それ以来、彼が王を演じる舞台はみてなかった。

 

初見が「アルカディア」だったこともあり、

どうしても、みなにイジられるアホアホな浦井健治のイメージがつよくてさ。

でもこれみたら、野心にまみれた狂気を演じるのがうまいのね。

 

殺陣もなれているのか、動きも大きくて見栄えがする。

ロックな歌もかっこよく歌いこなしているし、ほんとうに二幕の表情がめちゃよかった。

 

長澤まさみのあの演技力に劣らず、

しっかり二人で狂っていき、狂いながらもマクベス夫人を愛し支えようとする姿が、グッときた。

生で観てから3年半。

改めてみるとしっかり物語が入って、めっちゃよかった。

せやけど、休憩はぶいて3時間半はさすがにながい。

 

じつはわたし、ふつうのシェイクスピア劇みたことがない。

たぶん本も読んだことない。

めんどくさそうだからさ。

あっ「ヘンリー五世」は、シェイクスピアだった。

 

3回も見たのに、セリフがむつかしくておおよそボンヤリでしか入ってない。

松坂桃李みたさに、3回見たが、ほんまにボンヤリしか分からんかった。

 

そろそろ録画ストックから観てみようか・・・。

そんな気持ちになったのも、宮藤官九郎の分かりやすい脚本のおかげ。

 

 

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2018年

原作:ウィリアム・シェイクスピア「マクベス」松岡和子翻訳版より

作:宮藤官九郎

演出:いのうえいでのり

振付&ステージング:川崎悦子

出演:

浦井健治 長澤まさみ 高杉真宙 柳下 大 峯村リエ 粟根まこと 右近健一 橋本じゅん ラサール石井

礒野慎吾 吉田メタル 中谷さとみ 村木 仁 冠 徹弥 上川周作 小沢道成

伊藤結花 植竹奈津美 駒田圭佑 鈴木智久 鈴木奈苗 鈴木凌平 新納智子 早川紗代

本田裕子 山﨑翔太 米花剛史 渡辺翔史 川原正嗣 藤家 剛 工藤孝裕 菊地雄人

あきつ来野良 横田 遼 北川裕貴 翁長 卓

美術:堀尾幸男 

照明:原田 保 

衣裳:伊賀大介

殺陣指導:田尻茂一 川原正嗣

アクション監督:川原正嗣

 

 

▼2019年に観た

 

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