ラッセル・クロウの変貌ぶりに、まずびっくりした。
あないに、太っちょになるなんて。巨漢の域に達してた。
現役時代、よっぽどストイックに生活していたんやな。
そんな、ことにばかり気をとられていて、なかなか集中できなかったのだが、
そんな集中力のいらない映画でもある。
青信号でなかなか発射しないコトに業を煮やし、
プップーーーッ!と強めにクラクションを鳴らしただけである。
謝る相手に、一歩もゆずらない、強気で、自己中心的なシングルマザーなだけである。
子どもをのせているのに、興奮して、ドライバーに暴言をはいただけの、若い女である。
SO What?
と、なるかね、しかし?ならんやろ。
カチンときて当然やろ。
相手を必要以上に怒らせる意味が、どこにある?なんのトクがある?
アメリカ女の不思議行動の一つでもある、相手が激怒するまで止めない口撃。
怒らせた男は、自暴自棄になっている。離婚し、職をうしない、家もうしない。やぶれかぶれ。
人生に未練なんてない。どうせ、この先、生きていてもいいことなんて、ひとつもない。
なんだこの女は。人に敬意を払えないのか。こっちが素直にあやまってんのに。頭にきた!この女を恐怖におとしいれてやれ。どうせ死ぬなら道連れや。最悪な苦痛を味合わせ、あのクラクションを、一生悔やめばいい。
ま、そんなカンジの日本でいうところの、巻き込み型自殺のような映画やった。
とにかくラッセル・クロウ演じる男が、死ぬ覚悟で嫌がらせをしてくるから、こわいのなんの。
女も、おおよそ思いつく行動をとるのだけど、警察署に駆け込んで保護してもらうよりも、迷路みたいな道の囲まれた実家が安全。という判断は、やっぱりおかしくないかと思う。そして、高速であおられて窮地におちいっているのなら、パトカーに気づいてほしいのなら、クラクション、今ならせや!と突っ込まずにいられない。
男を怒らせた時、あないにしつこくクラクション鳴らしたのに、危険をしらせるクラクションはならせんのかい!
そんなツッコミをしながら、みる映画でした。
弟の命が助かった、やったー!の最後はいらんと思う。
助かったとて、全身重度のやけどをおってるやろうし・・・いらんかったな。
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2020年アメリカ
監督:デリック・ボルテ
出演:ラッセル・クロウ、カレン・ピストリアス、ガブリエル・ベイトマン、ジミ・シンプソン
▼けっこうオモロかった。
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<今日のいちまい>
網戸をはりかえたり、植木鉢を変えたりしないとアカンのに、
今日は、めちゃくちゃねた。
椅子も選びに行かんとアカンのに。
なーんにもしたくなーい。
いや、でも網戸だけは、今日は張り替えないと。
というよりも、もうはいでしまったから、変えでなく、張るなんだけど。
虫がびゅんびゅん入ってくる。