映画 ハート・ロッカー 戦争物は、実話ベースじゃないと、萌えない | 気むずかしい いろいろ

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イラク戦争で、爆弾処理をするアメリカ兵のお話である。

あまりにも無謀な行動をとる班長を主人公にした映画なのだが、

実在した兵士のリアルな話でなく、

いろいろとヒヤリングした話で創造した人物だった。ホッとした。

 

爆弾処理するために、規則をやぶり、仲間を危険にさらす行為は、

ほぼ自殺行為のようで、さすがにアカンやろー、と思う。

そら、イチカバチカみたいなトコロはあると思うけど、

イヤだという仲間の意思を無視して、強引に巻き込んだらアカンわ。

 

兵士経験も、戦争体験もしたことないから、

暴走し続けるジェームズ一等軍曹の心理がいまいちピンとこない。

他国の市民のために、爆弾処理に命をかけ、任務外で犯人確保に躍起になる。

 

アメリカには家族がいるのに、生まれたての子どももいるのに、

そこには興味を示さず、

イラクで自爆テロの犠牲になる子どもたちに、思いを寄せる。

 

戦争とは、そういう感覚を鈍らせる、狂わせるものなのだ。というメッセージも含まれているのかもしれない。けど、あの暴走っぷりはアメリカ兵から、クレームがきているそうだ。

 

でも、こういった戦争映画を、女性監督がつくる環境にあるのは、アメリカの先進性を感じる。女性視点とか、そういう“わざわざ”感が、一切ないものね。男が監督してます、と言われても、違和感ないと思うのだけど。どうなんだろうか。


あっ、砂漠でイラクのテロリスト(?)たちと、長丁場の睨み合いの場面で、くちびるがカラカラに干からびた様子を写したシーンは、女性の感性ならではの“イヤ感”かもしれん。リップぬってあげたーい!って、なったからw。

 

でもやっぱり、戦争物は実話ベースの方が、心に残ります。

 

 

▼TAGの人やったか。

 

 

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2008年アメリカ

監督:キャスリン・ビグロー

出演:ジェレミー・レナーアンソニー・マッキーブライアン・ジェラティ

 

 

▼戦場での活躍は、承認欲求なんだろうか。貢献意識だろうか。

 

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<今日のいちまい>

ヨガに通って、3か月がたった。

体幹がない、筋肉がない、筋が固い、など体力の衰えを実感するのと合わせて、

自分にはリラックスした時間がない、筋肉がリラックスできていない。

だから、こころに余裕がない。

 

ということに、気がついたと、先生につたえたら。

禅道をベースにしているヨガ教室だからこそ、

そいういうのに、気がついてもらえたのは、とても嬉しいと喜んではった。

 

そうやねん。ポーズとりながら、全身が硬直してるのが、なんやろうかと思い出して、

わたしは、絶えず、筋肉を緊張させて生きている。これが、アカンのやと。

 

毎日とはいかんけど、

朝はできるだけ、お陽さんがあたってるうちに、ヨガをしてみよう。

日光にさらしてると、足の冷えがいくぶんマシな気がする。

 

にがり風呂と日光浴で、かなり冷えが改善。

 

そして、きょうも自家農園の実山椒をいただいた。

佃煮は好きじゃないから、あく抜きして炒め物なんかにつかってみよう。

実をもぐの、たいへんだったわー。