9歳でアカデミー助演女優賞を獲得した映画があると聞き、鑑賞。
1973年のモノクロ映画。
実父と共演ということもあって、表情、仕草がなんとも自然。
決してメチャクチャかわいい顔じゃないけど、
“悪ガキ”としての可愛らしさは最高!
悪知恵が働いた時のしてやったり顔、
ガミガミ言われて、ふて腐れてタバコを吹かす仕草。
アカデミー賞を獲っただけある演技力です。
ストーリーは、
母親が死に、一人ぼっちになってしまった女の子。
葬式に現れた母の知り合いという男に、
遠く離れた叔母の家まで、車で送り届けてもらうことに。
女の子は、その男が父親でないかと期待をし、
ツンツンしながらも慕い始める。
その男は詐欺師で、道中、母親の死をネタに荒稼ぎしていた。
女の子は、自分の悪知恵を使って男をアシストすることに。
二人の詐欺旅行のはじまり。。。
古さがストレスにならない、可愛らしい映画でした。
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1973年アメリカ
監督: ピーター・ボグダノヴィッチ
出演:ライアン・オニール 、 テイタム・オニール 、 マデリーン・カーン 、 ジョン・ヒラーマン 、 P・J・ジョンソン