トークライブ 山内圭哉×福田転球「山球」 多分、今年いちばん笑った日 | 気むずかしい いろいろ

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トークライブ、初体験。

 

陥没」で山内圭哉の存在感に圧倒され、

密やかな結晶」と「セールスマンの死」ですっかりファンになり、

2Cheat4」で福田転球にも興味津々に。

 

こうやって舞台の数珠つなぎで興味の対象がどんどん増えていくのは、すっごく楽しい。

 

二人の舞台が面白すぎて、トークライブまで来てしまった。

わたし、こういう小さい空間がとても苦手なんだけど、

めっちゃ笑ってしまった。

独りだったから、空いた前の席を確保できてラッキーだった。

 

トークの内容は書けない 笑。

大爆笑だったけど、書けない。

もちろんこの場だけのオフレコ話も多かった。

 

予め準備したテーマについて話するわけでなく、

二人の俳優がいろいろな話を二人でする。

それを観客は聴いているだけなのに、爆笑できるのは、

二人ともサービス精神が旺盛なのと、

山内さんの切り替えの早さや、鋭いツッコミと

転球さんの天然っぷりと、山内さんの反応にビビりながら、

突っ走る時は、突っ走りきるところとか最高に面白かった。

 

転球さんの落ち着きのなさと、マイクをあげたり下げたり、

手持無沙汰なところがずっとおもしろかった。

 

落語、コメディ、お笑いライブと今年はいろいろお笑いに触れたけど、一番笑ったな。

なんでだろう。二人の親密感と小さい空間だから共感しやすいのかな。

二人の間にピリッとした空気(緊張感)がちょっとあるのと、

お互いにリスペクトしてるところが安心して見られるんだろうな。

 

私は最近ファンになったばかりだけど、山内さん昔はもっとキツイこと言う人だったんだろうな。

やっぱりいろんな事情を考慮して、言葉を抑えてる場面が見えた。

ビートたけしでさえ、時々言葉を選んでたしな、、、。

 

あと東京と大阪の演劇本数の違い。

見たい舞台が大阪に来ない理由がやっとわかった。

なるほど、これはちょっと考える余地あるかも。

 

自分の心理として面白かったのが、

山内さんが好きなのに、トークライブでは顔が見れなかった。

転球さんばっかり見てた 笑。


山内さんお芝居以外の時は、射抜くような鋭い目をしているから、

顔が見ずらかった 笑。

私はこの鋭さが好きなんだろうな。

いろいろと難しそうなこと考えてそうだったし。

談春さんの思考パターンに似てるなと思った。

 

私は難しいことを考えている、ややこしい人が好き。

 

無粋だけど、備忘録用に支障のない範囲で。

・赤太郎のその後

・ケチャ姉のネタ元

・山内さんの少年時代

・転球さんの裸芸

・コーラスライン

・KERENと舞台チケットの値段

 

今後、二人の活動が増えるといいな。

大爆笑の余韻は2日は楽しめた。

楽しかったな。

 

_______

 

客層は40代後半以上がほとんど。

20代、30代は2割以下。

女性が8割。

キャパ約130人。

 

どうすれば、若い子が舞台を観に行くようになるか、

今度、ちょっと考えてみよう。

 

たまたま、二人の若者から「舞台って、どうやって観に行けばいいですか?」って聞かれたから、

ここにヒントが隠れてるような気がする。

考えてみよう。

 

おもしろい舞台がF3層のものになってるのが、ちょっと不安。

自分もF3層だけど、、、、。

 

考えてどうなるわけじゃないけど、、、、。

草の根運動かな、、、。