郊外下痢裸・Suburban Romantic Subway -3ページ目

VIVA 木工 毛書き編

毛書きとは、材料となる木材にこれから作業する為の墨付けを
することである。

毛書きは、まさに字のごとく「髪の毛」ほどの線を引くことを
言い、精密木工となると毛書きの線幅まで考慮するらしい。

さて、毛書きは後の仕上がりまでを決定する重要な仕事である
ので、念入りに行うことは当然だが、シャーペン等で毛書くの
は御法度とまでとは言わないが、あまりお勧めしない。

毛書きにはエンピツの先端をナイフのように薄く削ったものを
用いるのが一番きれいで、濃い色の線が引ける。

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しかし、毛書きの道具で忘れてはいけない、というか毛書く為
の必須の道具が2つある。

「毛引き」と「しら書き」である。

毛引きは、木材の繊維方向に毛書く道具であり、しら書きは繊維
の横方向に毛書く道具だ。

ホームセンターでは毛引きは見かけるが、しら書きはほぼどの店
でも置いていないのが現状。

因に、私はどちらも持ち合わせていないので、カッターで毛書いた
が、すぐに歯が欠けてしまうことが欠点である。

電動工具を用いる場合は、やや強めに刃物で毛書いておくことを
お勧めする。
というのも、電動工具、特にノコギリやルーターで削った際の
フチのハネを防止することが出来る。
これは、電動工具に限ったことではなく、ハンドツールでもつい
ウッカリを防止できるので、ひと手間は惜しまないことだ。

家で木工 Viva DIY

自分で使うものを、自分で作る。

いったい、これ以上の贅沢があるだろうか。

負け惜しみ半分だが、自分が貧乏でつくづく良かったと思える。

真空管のフィラメントに火がともり、芯のある温かな音が、スピーカー
から聴こえたときの感動は、つたない文章では表せない。

ということで、登山は少しお休み。

久々の制作意欲がムラムラとわき上がったので、家人にいやがられながら
も、とあるブツを製作する。

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材料はムク材でも比較的安価な「タモ」を用いる。

このタモは、導管が太くワイルドな木肌だが、仕上げると表面はなんとも
言えない表情を見せる。

無印良品のファンなら、タモ材の雰囲気が伝わるかと思うが、あれは
製材して適当に仕上げた量産品。

仕上げ鉋で表面を慣らした木肌は、現代では中々目にすることが出来ない、
一級品の風格を醸し出す。

とまあ、能書きはこれくらいで、まずは材料に毛書きを行う。


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毛書きにも多少の蘊蓄が...

ではまた気が向いたら。

キタキター!赤岳全開!!

さて、硫黄岳の大きな頂上でやや長めの昼食を取った。

ドラッカー先生の著書を読んで間もないので、マネージャー
とはいかなる行動を取るべきか?を常に考えている私としては、
ここは確実に腹を減らしたバディ達にゆっくりと飯を食ってもらう
必要がある。

40分ほどの昼食を取り、硫黄岳山荘を横目に見ながら、本格的な
登山開始である。

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硫黄岳から横岳までは、通常ルート時間+5分といったところだ。

次第に雲行きが怪しくなる。
横岳山頂を出発するころには、完全にガスの中。

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こころなしか、土が赤っぽくなって来た。

横岳から、赤岳展望荘までの道のりは、思いのほか時間がかかった。

事前の予定では、桜平より登山を開始するので、山小屋には16:00頃に到着する旨を
告げていたが、実際には30分増しの16:30分頃に到着してしまった。

岩の露出したアップダウンが結構あり、意外に慎重な足取りになったことと、ガスに包まれ行き先
と、現在地の距離感がつかめず、歩行ペースが狂ったようだ。

因に下山して判ったことだが、私のソフトバンクの携帯に、16:07分に山小屋より連絡が入って
おり、現在地を確かめる内容だった。
ソフトバンクの携帯は、この界隈では完全な圏外である。

赤岳展望荘に到着した時には、より一層ガスが濃くなり、完全に雲の中だった。

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到着を知らせ、大部屋に通される。

一泊二食 ¥9,000。
トイレと風呂が完備されている。
蛇口からでる水は雨水で、飲むことは出来ない。

飲み水が必要な場合は、500mlのミネラルウォーターを買う必要がある。

ビールは350mlが500円と、基本的な価格だが、キンキンに冷えていたのが嬉しい。

夕食まで宿泊者専用の談話室で、時間をつぶす。

山女子を目当てにしていたS君には気の毒だが、談話室は完全に昭和初期の香りがしていた。