みなさんこんにちは。
先週末は1日休みで動けず、今週は2日休みだが職場の飲みでスロースタート。
昼から出るのも疲れるので、のんびり家の事をしている。
トリッカーを買って、最初の1か月で2500km走ったインプレを書きます。
私のは2017年モデルの新古車、項目はいつもの通りです。
【デザイン】
【乗り心地】
【走行性能】
下は強いけど、高回転は出ないので、100km/hを超えるとしんどくなってくる。
ブロックタイヤと低剛性のフレームなので、風や路面の影響によっては100km/hでふらつきが起こる。
セロー225ではオンロードタイヤとハンドルカットで、ウィービングが出る速度を高くできたが、トリッカーではオフを走りたいのでオフ用タイヤで行こうと思ってる。
メーター読みで巡行95km/h辺りがエンジンの振動・車体安定の点でちょうどいい速度。
高速道路では一番左の車線しか走れないと思っていい。
下道では幅広ハンドルと、オフよりも小径のタイヤ、下からトルクが出るエンジン特性で、狭くてグルグル回るような峠ではメチャ速い。
ステップをするので車体を倒す角度は限定されるが、30km/h位の低速コーナーだとハンドルを曲がる方向にこじれるので、セルフステアよりも急角度で曲がれる。
インベタで進入してインから離れずクルクルと回っていくのが楽しい。セロー225に比べて、タイヤ径が小さいのでノーアクションで曲がる。
切り返をする時セローは真ん中で溜めが入る、コーナーに入るときも一度逆ハンを効かせるんだけど、それが全く要らない、左に曲がるときには左のハンドルを真っ直ぐ引き抜くだけで車体が倒れる。
座る前後位置や姿勢に自由度があるので、峠の下りも安心して走れる。ただブレーキが弱いので、速度が乗りすぎると止まれなくなるので注意。
オフ走行はトコトコペースしか走っていないが、純正タイヤでも十分グリップする。
ガレた坂でも2速でグイグイ登っていくので、何も考えずにバイク任せができる。
GIVIの37Lケースを付けて、キャンプ道具を満載しているが影響は少ない、普通に山に入れる。
【取り回し】
もう最高!どこでもUターンできる。
でもハンドルが高いからか、駐輪場から押して出すときは重く感じる。
50kg以上重い6Rよりも重く感じるのは、アクスルシャフトとかチェーンの工作精度が違うからかも。チェーン洗浄に使うメンテナンスローラーも、トリッカーの方が重い。
シャフトのグリスアップしてないんだろう・・。
【燃費】
慣らし中でも35km/Lが最高だった。
下道ツーリングで一番悪くて28km/Lくらい、平均は30L/Lだと思っていいだろう。
タンクが小さいので奥多摩に走りに行ったとき、ガス欠になりかけた。ガソリン残量があと500ccだったので危なかった。^^;
峠や林道に入る前には必ず給油しよう。2、3Lでも遠慮せずにスタンドへ行こう、ガス欠になったらもっと大変なことになる。
【価格】
【総評】
読んでくれる人が使い方に当てはめてほしくて、トリッカーの良い点、悪い点を書いてみた。
私としては、MTの足バイクが欲しくて、6Rと方向性が違うジャンルがよかった。
軽い足バイクとしてはオフ車かモタードだと、山(土の道)に入りたいのでオフ車がよかった、でもオフに特化すると高価になるので、一番安い価格のトリッカーを選んだ。
お城巡りやキャンプツーリングをしたいので、ETCやGIVIのケースを付けた、寒い時期にも乗るのでグリップヒーターも最初から付けた。デザインを崩すのが嫌なので外装カスタムする気が起きず、お財布に優しいのがいい。
高速性能は低いけれど、高速道路に乗れるので問題はないし、限界値が低いので速く走ろうと思えない。バイクで速く走りたい人が、トリッカー1台持ちだと無茶しそうで心配だ。^^;
オフ性能も飛んだり跳ねたりしなければ十分、私はツーリングライダーなので。笑
最後に誰にでも勧めたい良いバイクだと思うが、これが初めてのバイクだと、バイクは不安定で危ない乗り物、怖くて楽しくないと思ってしまうかもしれない。
大型バイクのトルク感や、6Rのような車体剛性など、現代バイクの性能の欠片も感じられないだろう。
低価格、軽さ重視、遊びバイク、足バイクとしてオススメします。