奈良井ダムの後、比較的近くにある中央本線旧線の廃隧道を見に行くことにしました。
中央本線旧線跡の隧道は何か所かあるのですが、寄りやすそうで行きやすそうなところへ…。
というか、奈良井ダムの近くの一か所はそこまでのアクセス路になりそうな道が通行止めで行けなかった。
場所はこの辺、長野県塩尻市大字贄川。
手前に見える小屋みたいなのはどうやらトイレらしいです。で、その奥にもう見えてますね。
近づいてみますが、少し離れたところからの方が逆に見やすいですね。
実はここって、ここから見るしかできないと思ってたのですが、ここから旧線路盤に上れそうですね。
まだ植物の勢いが残る10月ですが、上ってみました。
で、せっかくここまで来たしもっと隧道に近寄りたい…。
そういえば、過去に訪問した先輩方のネット記事からこちらの隧道は「権現隧道」というお名前のようです。
少しだけ入ってみます。
反対側の光が見えません、途中どこかで閉塞しているとのことです。
電線(?)が残っていて、煉瓦を後年コンクリ補強したようですが、コンクリが剥がれかけてますね。
先は真っ暗、今回は外観を見るくらいだろうと思って来たので、閉塞地点まで行こうとかは全然考えてなくて、少し入っただけで満足な気分になりました。
振り返り~。
写真ではわからないですが、この隧道から見えるくらいの位置に民家があるので私がここに来ていることは近所からしたらバレバレかと思われます。
足元は煉瓦とかがバラバラと崩れて落ちています。
電気関係の何か?も残ってました。
入口付近だけ入っただけですが、これで脱出します。
外に出るとこんな感じ。
この後、車の近くまで戻ったらズボンがくっつき虫やら何かの種やらでえらいことになってました。(笑)
で、この隧道の反対側がわりと近いところにあるようなのでそちらへ向かいます。
場所はこの辺。
こちら側は埋められているようです。
あと、道路から丸見えでおかしくない位置なのに植物に覆われて見にくい…。
アーチ部分の煉瓦は見えますが、それ以外のポータル周辺はコンクリートで補強されているようです。
土砂で埋められていますが、これは人為的っぽいですね。
この手前が空き地のようになっています(そこに車を停めました)が、旧線跡ってことですね。
肉眼では完璧に見えてるんだけど、写真に撮ろうとすると植物が邪魔してなかなかうまく撮れない…。
これは別アングルから、なんとか写せたものを載せてみました。
さらにここから何か所か寄りたい候補地があったのですが、旅館までの時間をナビで調べると意外とかかることがわかったので、この日はここまでにしました。