寺前橋の続きになります。
次の橋です、場所はここ、石川県輪島市熊野町ロ。
お名前は「鍋茶屋橋」。
宮前橋は近くに神社が、寺前橋は近くにお寺があるのでここは以前そういうお店があったということでしょうか？
今は…失礼ながらそういう感じの場所ではないように思えます。集落からも少し離れてるし。
これまでと同様の景観型ガードレール欄干なのですが、宮前橋や寺前橋との違いはガードレールの下部にガードパイプ的なパイプがこの橋にはない点ですね。理由はわかりませんが。
写真を撮りながら渡ります。
渡りまして「昭和三十五年三月架」。
前2つの橋より2年ほど遅くに架かったようです。
最初の写真側のもう1つの親柱もこれと同じ内容だったと思いますが、写真を撮ってなかったみたいです。
「なべちゃやばし」。
橋付近にあるのは、ずっと写真に写るこの建物のみです。
看板の部分さえ見なければアパートのようにも見えなくもないですが、ラブホっぽいですね。
現在は「休業中」のようです。
一応ググってみると2022年8月に休業中のお知らせがされています。
とまあ、少し脱線しましたが戻りますか。
よく見ると欄干の下部にガードレールの支柱？が刺さっていたような跡がいくつかありました。
確かに今の欄干が昭和35年当時のものとは思えないので、以前の欄干跡とかなんだろうと思われます。
今のこの変わったタイプの「景観型ガードレール」になったのはいつ頃なのか、それ以前はどういう姿だったのかは少し気になります。
このタイプの橋は残りあと1本…のはず。→続き（最終回）
別の旧道沿いに無ければ…。
その最後の1本が実は最初に名前を知った橋だったり。(笑)