網代隧道【2020年11月15日】 | Subaru6の休日お出かけ記録

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お出かけして撮ってきた写真を載せていきます。

季節のお花巡りと、道路ネタ??が主になります。

2020年1月の伊豆旅行でこんな隧道に寄りました。
見ての通り真っ暗闇になってからの訪問だったので何もわかりません。(笑)


いつか昼間にリベンジしようと思っていたのを、今回ようやく行くことができました!

姪と奥野ダムに行った帰りなので、車には姪も乗ってます。


「ちょっとトンネル寄っていい?」って聞いたら「あとでお菓子買ってくれるならいい」ってことで交渉成立!(笑)

 


いきなり隧道前からスタートです。(笑) 場所はここ
 

隧道手前の旧道沿いに福祉関係っぽい?施設があって、そこの車が何台も停められています。(^_^;)
幸い日曜日なので車内含めて誰もいなさそうでした。

そういえば前回、旧道の分岐とか撮ったような気がするからいいやと思って今回は写真を撮ってなかったら、前回は暗すぎて分岐も何もわからないことに今気がつきました。(笑)

旧道分岐のストリートビューがこちらになります。

 


今回は昼間で明るいのでよく見えます。(笑)

改めて見るとこの交通情報とかの?電光掲示板はなんか落ちてきそうですね。(^_^;)


ちなみに姪は車の中で待機です。(^_^;)

 


ここは扁額が両サイドに設置されているちょっと珍しいタイプ…かな?


「網代隧道」「昭和七年六月竣功」…石造りなデザインからして明治か大正生まれのような印象だけどなにげに昭和生まれです。

 


銘板がある!って思ったら塗装記録でした。(^_^;)


現道の立岩トンネルが2005年とかに開通しているらしいんですけど、この最後の塗装は2年くらいしか現役でいられなかったんですね。

 


では、お邪魔します…。


けっこう長そうですが、反対側まで行くつもりです。

 


振り返るとこんな感じ。


私の車はここに写らないくらいの少し離れた位置に停めてあり、中に姪がいる(確か寝てたw)ので駆け足気味で…。

 


出口まで?非常口まで??みたいな案内があるけど、上から何か塗られてしまってます。


隧道内のこういうものはほとんどがこんな状態になっていたっぽいです。

 


上には照明がけっこうたくさん取り付けられています。


非常口の案内にしろ、この照明にしろ、坑門付近の標識や電光掲示板にしろ昭和7年ではありえないものが多数見られますが、ここ国道135号は関東地方と伊豆を結ぶ幹線道路でシーズンはかなりの交通量になる道なので後から補強工事などがどんどん行われていったと思われます。


2005年に現道の立岩トンネルを含むバイパス道路が開通するまで満身創痍で戦いぬいた隧道ってことですね。
本当にお疲れさまでした。

 


振り返るとこんな感じ。

 


ここだけ読み取れる状態で残された非常口?案内です。
隧道の長さは約300メートルあるみたいですね。私の廃隧道通り抜け最長記録が更新されるわけですね。(笑)


今まで長かったりまた戻らなきゃだったりするところはすぐにビビって引き返してたし、せいぜい100メートルくらいの長さの廃隧道までしか通り抜けしたことがなかったり。(^_^;)

 


隧道内はほとんど物がない状態(現役当時の残留物や近隣の倉庫としての活用やゴミ放置などがほとんどない状態)でしたが、ここに落下した照明が落ちてました。(^_^;)

 


おっ!ようやく出口ですね!


残留物が少ないのと、内部はほとんど補強されてたりして似たような状態が続いてたのが幸いして比較的さらっと通り抜けできました。

 


出口の先には現道のバイパス道路(海の上を通って立岩トンネルに入り込むような構造をしてる)が見えていて、その先に熱海の街かな?海岸に沿って陸地に張り付くような街並みが見えてきました。

 


で、ここにこちら側坑門に取り付けられていたであろう高さ制限の標識が落ちて転がってました。

 


ここで振り返るとこんな感じ。

立地がここでなかったら普通に現役でいけそう…。

 


脱出しました。その先の旧道はもう伊東方面側のように現役で使用されていないので植物が浸食して有効幅員が半分程度になってます。(^_^;)

ここで振り返ります。

 


現道の立岩トンネルは観光地だからなのかおさかなの絵が描いてあります。


反対側は撮ってないけど普通?のデザインでした。(ストリートビューが開きます)
このリンク先ストリートビューで立岩トンネルの右側に何かが見えるのに気づいてしまった方もいるかもしれませんが、こちら側はどうやら網代隧道開通前の旧道(旧旧道)らしいですね。大御所様が探索されてますね。

 


そしてこちらが網代隧道熱海側。こっちには駐車車両がないのでじっくり坑門を眺めることができます。
ひととおりの構造物を備えた立派な隧道です。(^-^)

 


もうコンクリートで隧道を作れる時代になっていたけど、石でしっかり造られている感じがします。

 


では、車の中で待つ姪も気になることですし、駆け足で戻りましょうか。

 


坑口手前に現道に繋がる歩道みたいなのがありました。


工事用道路の名残なのか、歩行者用の非常通路なのかよくわかりませんが植物の浸食で普段は使われてないんだろうというのがよくわかります。(笑)

 


往路でスルーしてしまったらしき非常ボタン。

 


戻る時は本当に急ぎ足だったのでw写真はちょっと少な目です。

 


これはかなり戻ってから振り返って撮影したんだと思います。
隧道内の巻き立ての状態が途中で切り替わってたんですけど、この写真でようやくそれがちょっとわかる感じになりました。(笑)

 


と、いうわけで戻ってきました。


なかなかタイミングが合わずに何度も行きそびれてしまっていた網代隧道をようやく訪問することができました。
そしてなかなか公開するまでにも時間がかかったような…。(笑)

この後、お土産を買った伊豆パノラマパークに寄ってお土産や約束のものを買ったりして帰宅しました。