ミッションコンプリート | ぶっ飛び沖縄‼︎

ぶっ飛び沖縄‼︎

突然沖縄に引っ越してきました。
楽しいこと、不思議なこと大好きです。


不彌也さんは
土星が見える、と言っていた。
お前はどうだ?と聞かれて
えぇ⁉️ 私は…五黄土星よ❤️
と答えることしか出来なかった💧

当時は
バブル景気に沸いた時代。
銀座の土地を転がしたり
口八丁手八丁でオンナを転がしたり
手練手管の女に転がされるオトコがいたり
ゴキブリのように平べった〜い
フェラーリを転がしたり。

仕掛ける側の狙い通り
ジュリアナ東京のお立ち台で
ワンレンにボディコンで
ジュリ扇振るのが流行し
その華やかな反面
拝金主義の権化みたいな
オッさんたちが幅をきかせていた。

そんな土の時代だから
現実しか見ない警察官や自衛官が
集まるスナックだし
当然、バカにされる発言だと
思うじゃない?

ところが。
上層部の人ほど
そんな不彌也さんの話を
熱心に聞くんだよ。

不彌也さんに密かな恋心を持ち
何かと接触を試みようとする
自衛隊の上官のひとりは
たぶん、自分と同じような才能を持った
愛するオトコに格別な思いを込めて
普段は言えない極秘事項を
話していた。

私に分からないように
読唇術?みたいな
鯉のように口をパクパクさせて
恋を語っているように
見えていた。

いくらパクパクさせても
届かない熱い恋心は流れ流れて
鯉のぼりの吹き流し。

上官の誘う眼差しと熱い股間。
クールな受け答えと
ポーカーフェイスの不彌也さん。
私の隣りで盛り上がる熱戦は
いつも尻すぼまり。

警察官の上層部の中にも
色目を使うのがいたから
ため息が出るような不毛な駆け引きは
不彌也さん、という土星と
彼を取り巻く輪っかが
くっつかないままグルグル回るだけで
すぐそばに存在するような
モヤモヤするような光景だった。

多くの衛星たちを惹きつけて
かしづかれようと、誘われようと
氷のくちびる👄は溶けることがない。

そんな魅力的な?
土星を取り巻く衛星は
かなりの数が確認されている。
私も、そんな衛星のひとつ
タイタンかなぁ。

ところで
運転が荒いようだけど
話はいきなり左折する。
土星探査機のカッシーニを
ご存知だろうか。

開発者の名前を冠した
アメリカの土星探査機カッシーニは
私たちの想像をはるかに超えた
土星の姿を写真に収め
地球に送ってくれた。

2017年 4月26日に
土星と土星の輪の間を
人類の探査機として初めて通過する。

2017年 9月15日に
土星の大気圏に突っ込んで
見事に燃え尽きて任務完了。
これは、探査機に付着した微生物を
地球に持ち込まないための
配慮だった。

私が沖縄に突入する
6日前だったんだけど
イトーヨーカドーのテレビ売り場で
たまたま目にしたんだよ。

はやぶさにしても
カッシーニにしても
命の無い機械に対して
私たちは感情移入してしまう。

ターミネーターⅡのシュワちゃんが
極秘事項が組み込まれた自分自身を
溶鉱炉に沈めたシーンに
かなりの人たちが涙したことだろう。

ちちんぷいぷい!って
アリナミンAのCMが流れて
アラッ、ご健全でいらっしゃる
と安心した記憶があるけど。



話は、土星🪐から
いきなり埼玉県に落下する。
隕石みたいに。
イテッ🤕

埼玉の実家にいた時
母が急死してから
長年家の中に溜まりに溜まった
家族の持ち物の処分が始まった。

まるで、ドリフの大爆笑の終わりで
チャチャチャチャンチャラチャンチャン🎵
って、音楽が流れて舞台が変わるみたいな
そんな感じだったんだよね。
もう、物が多すぎて多すぎて
空気が澱んで変な気を発していたからさ。

とにかく物が多かった。
五人家族の持ち物はあふれんばかり。
弟たちは結婚してからも
倉庫代わりにしていた。
永住が目的で
オーストラリアへ移り住んだ弟は
ゴッソリ置いて行ったし。

蕎麦打ち台、蕎麦粉を挽く石臼
スキー板、サーフィン、スノボー
釣り竿にゴルフグラブと
趣味の道具も腐るほどあった。

7LDKの住居と10坪くらいの物置に
隙間なく詰め込んでいた。
しかも、物置なのに
高い固定資産税を払っていたし。

で、第一級の身体障害者であり
重度のアルツハイマーを発症していた父の
グループホーム入居と共に
断捨離は一気に加速した。

その間ずっーっと
亡き母は私の近くにいた。
なんとなく妄執のような感じ。
アンタは親まで捨てる、と
認知症のためか暴言を吐いたけれど
その通りだったのかもしれない。

だけど。
まず、着物がびっしり詰まった
ムダにデカイ和箪笥を捨てようと思った。
母は物を捨てられない年代だったから
それを、財産と呼んでいた。

財産は循環するから財産であり
循環しないで稼働しないのは
ただのゴミ、という私の考えは
ある意味で冷たい人間なんだろう。

生きているから財産
死んでるのはゴミだと思うから。
お金だってさ
タンス預金なんか
定期にしない限り利息付かないし
使われないのは死に金だよね。

買う喜び、はもちろんステキ💓
でも、捨てる喜びの方が
はるかにレベルが高いように
私は思うのよ。

どちらも喜びだけど
波動は違うかな?
ベクトルも違うし。


で、さっそく
着物や帯やバッグや雑貨類など
いろいろなモノを捨てて
いざ、箪笥を動かそうとしたら
当たり前だけど重くて動かない。
で、思いついたのさ。
引き出しを一つひとつ取り出して
分解しようと。

つまり
形があるから粗大ゴミ。
分解して材木にしちゃえば
処分するお金だってかからないじゃん
アッタマいい私❗️って。

ノコギリや金槌や
大きなバールを取り出してきたよ。
ヤル気マンマンだから❗️
料理やメイクより大好き❗️だから。
マジ萌えてしまう
イヤ燃えてしまうのよ。

このことを静留に話したら
他に燃やすもの無いの?
と、言われたけれど。
う〜む…
解体屋になるか?


でもさ、すごいね

桐箪笥って釘を使っていないのねー!
デカイ姿見の曇った鏡なんて
金槌の一撃で割れたから
スッキリ気分になった。
三面鏡だから
スッキリも3倍よ。

で、一番下の引き出しを
抜いてみたらば🦀
変なのよ、片方だけ重いの。
で、よく見たら
隠しトビラみたいなのがあったから
なんじゃこりゃ〜って
松田優作みたいな声上げて
壊してみたの。

分厚い和紙に包まれた
金のインゴット💰5枚が出て来た。
もちろん
ありがたくネコババ🐈

家族のはカンタンだったけれど
意外に手放しが1番難しかったのは
自分の持っているブランドの衣類。
バッグや靴やスカーフやアクセサリー。
スカーフは150枚数えた時にやめた。
私は間違いなく〇〇ガイ
かもしれないって
思ったよね。

冷たい人間で〇〇ガイなんて
レクター博士か?

まぁ、そういうことで
手離すのは容易じゃあなかったのよ。
すっからかんの家の中に
自分とブランド品だけがあるワケだ。
どうしたらよかんべなぁ。
 
で、ある日
どこへ行く?と自分に聞いたら
沖縄、と答えが出た。
で、決まったワケ。

大好きなシルク、カシミヤ、ムートン
ジャケットやコートも要らないわ!って。
温かいの要らないわ!って。
そしたらば🦀
ほとんど要らないのよ。
ほぼブランディアへ送ったら
100万越えの金額になった。
つまりだ。
ほぼ未使用のものばかりだった。
私だって母のこと笑えないのよ。

沖縄に海があるのを知らなかった私は
その当時はまったく
沖縄の知識を持っていなかったから
たぶん南の方?くらいしか
分からなかったけれども。


家中から

家具や物が消えた空間。

見上げた欄間には蜘蛛の巣が張り

畳とカーテンとふすましか無い

すっからかん状態。

何というか。

色付きの景色が白黒になった。


東日本大震災の時に揺らされて

大きな窓のあるリビングの柱に

スキマが出来ていたのが

目に止まる。

壁にもヒビが入っていた、


たぶん、満身創痍なのに

建っていてくれていたんだな

と、感じたら

感謝の思いが湧き上がって来た。

涙が出て😢

なんて思うじゃない?

イヤいや、腹が減って

ガマンなんてデッきなぁい!

さっそくバーミヤン🍑


沖縄に無いのよ

バーミヤンとデニーズ。

県知事の名前は

デニー玉城だけどさぁ。



思い出って
感情の固まりなんだよね。

思い、は重い。
ダジャレでもなんでもなく
鯖のように光った顔をした
静留に話しかけた。

クリスチャンディオールの
ハイライトというお粉は
やたらと光る✴️

でも、なんだろう。
最終目的が他にある。
だけど、ハッキリ分からない状態だったから
暴走に似たような勢いだったのは
自覚していた。

何かを得る喜び
それを手離す喜び
そして、死を迎えて
肉体を離れる時に
本当の意味で知るのよ。

地球🌏での出来事は
仮のものだったって。

そういうことに
気がつかない人は執着を抱えたまま
浮遊霊や地縛霊になって
さまよったり
生まれ変わる時にも
前世という執着、を
抱え持って来るんだよ。

埼玉でもない
だからといって
沖縄でもないのよ。
どこかにある場所、じゃないの。

いろいろな人たちが
神さまだの龍だの鳳凰だの
やたらとスピリチュアルなイベントで
盛り上がっている。

自分の中にある幻想を
沖縄に求めているんだよ。
そんなの無いの。

皆んな、自分の中の幻想を
現実世界に映し出しているの。
そうね、
映画を観てるようなもの。

ミッションコンプリート

とは

任務完了。


私たちの真の任務は

地球を卒業するか

それとも

地球に留まるか。


どちらを選んだとしても

尊い使命があるんだよ。



鯖のように顔を光らせて
銀座へ行って来たという

静留とソフィーはいろいろ

買い込んで来たようだ。


ソフィーが

感動したことがあったらしく

私に、いきなり抱きつくようにして

フランス語で

わあわあ話し出すのよ。

ツバ飛ばすなって💢


サンローランの口紅が

油臭いってばよ。


買った本に

カバーを付けてくれたって。

そんなの当たり前だのクラッカー🎉

もうかりまっかよ、ソフィー!

そのカバーが無料だったのが

ソフィーにとっては

驚きだったんだってさ。


よく分からないけれど

2人が美味しそうに飲む

キレるビールと芳醇な風味のワイン。

どちらにしても飲めない私は

なまぬるい常温の水を飲む。


ビールの麦やホップ🍺

ワインの葡萄🍇

そして何より

水、という恩寵。


乾杯🥂

地球🌏に乾杯🍻

ありがとう地球🌏