今、リトル・フィートを聴いている人は、どれだけいるんだろう。アルバム「ディキシー・チキン」は、傑作と言って間違いのない素晴らしいアルバムだ。
まず、名曲揃いだ。「Fool Yourself」。なんど聴いてもいい。ローウェル・ジョージの歌は、抜群にうまくて、それでいて、抜群にいい。このアルバムに関して言えば、ロック史上、最高のボーカリストの一人と言ってもまったく過言ではない歌声を聞かせている。
それから、ブラック・クロウズのクリスが好んでカバーしている、「Roll Um Easy」も、とんでもない名曲だ。この曲が好きでたまらないらしいクリス・ロビンソンの音楽への感性は、さすがだと思った。
余談だが、レッド・ツェッペリンのボーカルのロバート・プラントも、ローウェル・ジョージを尊敬している、といった記事がネットにあった。
それが、以下の記事。
Plant says: “I was really moved by Lowell George’s approach, his vocal performances and stuff which was great. I was such a fan of American music – I’m still searching.
話は少しそれたが、ローウェル・ジョージは、本当に素晴らしいボーカリストだと言うことは、間違いない。
『Juliette』という曲は、50回ぐらい聴かないと、歌の良さがわかりにくい曲ではあるが、ローウェル・ジョージの歌のよさを存分に表している曲だと思う。
さらりと歌っているようで、大声で叫ぶ以上に力強くシャウトしている。それから、ゆったりと歌が流れる場面では、声が縦横無尽に伸びて広がっている。まさに自由自在に、生き生きと広がっている歌声なのだ。本当に、なんて素晴らしいボーカリストなんだろうと思う。
とりあえず、年末から、新年にかけて、自分は50回、いや100回ぐらい聴いたかもしれない。
ブラック・クロウズが歌った Roll Um Easy も載せておく。

