1999年のことだけれども、この「Virture and Vice」を聴いて、苦しくて、惨めで、辛すぎる人生を乗り越えようと、あがいていた。 当時、この曲にはずいぶん力づけられた。
結局のところ、頭の中も、心の中も、ぐちゃぐちゃだった、クリスが歌うからこそ、ブラック・クロウズが好きだったんだとは思う。
その頃、お世話になった人が亡くなったと今日、連絡があった。もう、15年ぐらいは会っていなかったのだが、数年前に怪我をして下半身不随になったと聞いていた。ずっとお見舞いに行きたいとは思っていたが、なかなか行けずにいた。
ずっとその人に言いたかったことがあって、それは心から尊敬していたという言葉で、結局、言えずに終わってしまった。