ジョリのブログ

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 今日も、またとんでもない失敗をした。でも、いいこともたくさんあった。

 それで、けっこう前に心療内科のお医者さんからもらった薬を飲んで、濃いコーヒーを飲んで、それから無性にこの曲が聴きたくなった。

 

 

 最近は、あいかわらず、あまり音楽は聴かず、audibleばかり聴いている。それで、聴いているには、チェーホフの戯曲。「桜の園」と「三人姉妹」。

 チェーホフの戯曲は、なんどもがんばって読もうとしたが、挫折した。読んでみたが、登場人物があまり、よく把握できなかったのだ。

 それで、こどものための聴く名作とかいうシリーズを、やっぱり、1.2倍で聴いているのだが、それが、またとてもいい。たぶん、20回ぐらい聴いているかもしれない。車を運転したり、ジムで走ったり、電車の通勤の中で、ポツリポツリと断片的に、ずっと聴きつづけている。

 太宰は、チェーホフのファンだったが、やっと太宰の気持ちがわかったような気がした。

 

 舞台で実際に劇を見たら良かったのだろうけれども、そういう機会はなかった。このaudibleで、聴いてみたら、なんだか現代のメロドラマに通じるような、昭和の少女漫画の元になったような感じだったり(それが、誤解かもしれないが……)、まあ、そんな感じで、とても幸せな気分になれる。

 まあ、簡単に言うと、おもしろいのだ。殺人事件がどうのこうのとかじゃなくて、ちょっとした日常の中で、グサリと刺さってくるような、そんないたたまれないシチュエーションがあって、とても心に突き刺さるのだ。

 

 

 

 アマゾンのaudibleで、村上春樹の「騎士団長殺し」という小説をときどき聞いている。

 それで、何が言いたいのかというと、朗読をしている高橋一生という人が、最高にいいのだ。

もう、びっくりするぐらいに、うまいし、いい。(再生速度を1.25倍にして聞いているのだけれども…)。

 正直言うと、高橋一生という人の印象があまりない。カルテットというドラマをちょっと見たことがあって、ちょっと変わった役だなという印象ぐらいで、特にいいという印象は全然なかった。

 だが、この「騎士団長殺し」のナレーションは、とてつもなくいい。本当にびっくりしたぐらいだ。どうしたら、こんなに上手に読むことができるんだろと、心の底から感心した。

 今まで、役者としての実力に気がつかなった自分に、反省したぐらいだ。

 

 それで、ちょっとwikipediaで、高橋一生のことを調べたら、エレファントカシマシのファンだと書いてあった。そうか、エレカシのファンなのかと思った。

 ミスチルのファンではなく、エレカシのファンだというのがミソだ。くるりのファンではなく、よりによって、エレカシか……という感じ。

 まあ、いろいろと心に抱えたものがある人なんだろうと、朗読の良さに納得した。

 

 かなり話はそれるが、自分も、エレカシの「孤独な旅人」を聴いたときは、ずいぶん感動した。

 

  

 

 

 

 

 

 小学校5年か6年生ぐらいの時に、NHKのFMを録音したテープの中に、この曲が入っていた。今でも、ときどき聴きたくなる。(前にも、ブログに載せたことがあるような気がするけれども……)