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ジョリのブログ

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 アマゾンのaudibleで、村上春樹の「騎士団長殺し」という小説をときどき聞いている。

 それで、何が言いたいのかというと、朗読をしている高橋一生という人が、最高にいいのだ。

もう、びっくりするぐらいに、うまいし、いい。(再生速度を1.25倍にして聞いているのだけれども…)。

 正直言うと、高橋一生という人の印象があまりない。カルテットというドラマをちょっと見たことがあって、ちょっと変わった役だなという印象ぐらいで、特にいいという印象は全然なかった。

 だが、この「騎士団長殺し」のナレーションは、とてつもなくいい。本当にびっくりしたぐらいだ。どうしたら、こんなに上手に読むことができるんだろと、心の底から感心した。

 今まで、役者としての実力に気がつかなった自分に、反省したぐらいだ。

 

 それで、ちょっとwikipediaで、高橋一生のことを調べたら、エレファントカシマシのファンだと書いてあった。そうか、エレカシのファンなのかと思った。

 ミスチルのファンではなく、エレカシのファンだというのがミソだ。くるりのファンではなく、よりによって、エレカシか……という感じ。

 まあ、いろいろと心に抱えたものがある人なんだろうと、朗読の良さに納得した。

 

 かなり話はそれるが、自分も、エレカシの「孤独な旅人」を聴いたときは、ずいぶん感動した。

 

  

 

 

 

 

 

 小学校5年か6年生ぐらいの時に、NHKのFMを録音したテープの中に、この曲が入っていた。今でも、ときどき聴きたくなる。(前にも、ブログに載せたことがあるような気がするけれども……)

 

 

 今日の朝は、変な夢を見た。

 全部を書くのは、ちょっとあまりにも長いのでやめておくが、暗い細長い山へと向かう道を進むと、突然、色とりどりの、原色だらけのお花畑みたいなところになり、最初は車でその山の中に向かっていたのだが、なぜか、自転車でその花畑を突き進んで、山のてっぺんにある、きれいに舗装された、高原の道路に出た。

 そこに、とてもきれいな図書館か、お店があって、そのお店に入る、といった夢だ。

 

 いざ、文章に書くと、全然、夢の内容が伝わってこないのだが、簡単に言うと、真っ黒の夜の道を車で山の中を進んでいくと、突然、真っ青な青空と、赤、白、黄色、青のお花畑になり、山の頂上の、とても素敵な場所にたどり着いたという話。

 

 そんな夢を見たのだが、突然、今日、知人が亡くなったという話を聞いたのだ。まだ、50歳になっていない。この前、会ったのは、たぶん、一ヶ月ぐらい前だろうか。

 いつも、少し顔色が悪いなと思っていたのだが、まだ、この若さで亡くなるとは思いもしなかった。悲しいとか、残念とか、言うことよりも、人生のあっけなさに、本当にあきれてしまったような感じだった。まさか、亡くなるなんて、これっぽっちも想像していなかったのだ。

 

 それで、そのお花畑みたいな夢と、彼の死が少しリンクして、このブログを書いてみた。今日は、エイドリアン・レンカーの、not a lot, just foreverを、30回ぐらい聴いた。