先日、あるスタッフが資料作成をしていた時のこと。
図形挿入が思うようにできずに、後に回そうとしていました。
思うところがあったため、後にせずその場で一緒に解決することにしました。
というのも、これはきっと本人の癖で、
少し探したり調べたりすればその場で終わることを後に回しがちだったため、
さほど手間がかからない小さな未完了タスクが溜まっていくという現象がよく起きていました。
その度に周囲から進捗確認が入り、同じ理由で溜まっているタスクが他にもあり、
複数の案件で足止めを起こしてしまっていたりと、
始まりは些細な保留だったものが、雪だるま式に膨れ上がって渋滞を起こしてしまう。
このループを断ち切るために必要なことは、ほんの小さな行動変更でした。
その場で解決する。
これをがんばってみることです。
コツは自分だけでやろうとしないこと。
今は詰まりを流すことが大事で、それを実感してもらいたいため、
解決することに集中して、「自分で」ということにはこだわらないことが秘訣です。
するとどうでしょう?
本当に少し行動を変えただけで、
日常のタスク完了が劇的にスピードアップしました!
本人にとっては、少しではなく大きな行動変更で、
大きな勇気が必要だったかもしれません。
習慣を変えることは簡単ではないからです。
でも、同じトラブルが何度も起こる場合は、
いつものやり方を変えることで変化が出てきます。
今回は分かりやすい例でしたが、
これは仕事以外にもいろんなことに応用できます。
シンプルですが変化率があまりにも高いので、
「ここを変えたい!」というときに、やってみてください。
効果がすごいので、当社は社内研修でもこちらを学んでいます。