25%の重要性の下に展開されるイエベブルベ合戦 | カラーマーケティングで売上アップ! 色彩ビジネスコンサルティング

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株式会社スタイルクリエーション代表染川千惠のブログです。
カラー(色彩)とイメージに関わる仕事について、現場のこと、知識のことを書いています。

 

 

 

なにベか?で盛り上がることがあるパーソナルカラー談義ですが、

消費者にキャッチーに訴求した言葉って、

本当に一人歩きするんだなぁと、目の当たりにしている感じです。

 

どの業界でもあるあるだとは思うのですが、

カラーの業界でこういうことってあまり多くないような気がしていて、

しかもこれが正しい情報ではないところがまたもどかしさを感じます。

 

実際、最近パーソナルカラーコンサルティングを受ける方たちは、

イエベかブルベかが最も重要だと思ってお越しになることが8割を超えます。

 

そんな時に、私は必ず、そこまで重要度が高くないことをお伝えします。

 

パーソナルカラーはまずイエベかブルベかを判断する。

みたいなお話が広まっているのですが、これは事実とは異なります。

ベースという項目の他に3つ、パーソナルカラーを分析するときに必要な項目があり、

初めにベースから判断するのではなく、その人が持っている特徴として、

強い特徴の項目から判断していくのが正しいパーソナルカラーの見極め方法です。

 

中にはベースの重要度が限りなく低い方もいます。

それもごく少数という話ではないです。

 

色のベースという概念は、明るさや鮮やかさの概念よりも珍しく映るところがあるので、

キャッチーだし、商品開発をする際にはとても便利な切り口です。

ですが、ことパーソナルカラー診断においては、

それにこだわりすぎることで診断結果を間違えることが多く発生しています。

これが悲しいなと思うんです。

 

先日、インフルエンサーの方なのか、

女子大生の方がパッと見たその人のベースを判断したり、

日本人はほとんどがイエベだと言っていました。

「うっそ〜ん!?」と思いました。

後日同業者間で、そのテレビを見ていた人と話が盛り上がり、

そういった情報がどんどん流れるから、

パーソナルカラーを正しく知れる人がどんどん減っていくことに悲しんでいました。

 

楽しく診断が受けられたらOKの人もいれば、正しく結果を知りたい人もいます。

特に、オーディションや面接を受ける方、婚活や就活の方など、

見た目が結果に大きく直結する人にとっては、

パーソナルカラーの正確度は重要事項だと思います。

上記以外では、ビジネスシーンで選ばれる人になりたい人などもです。

 

スタイルクリエーションは、正しく結果を知りたい人向けのスクールでありサロンです。

楽しさは標準仕様です^_^

 

ちなみに余談ですが、たくさんの実績を持つプロほど

イエベブルベという言葉を使わないという事は、業界内部での暗黙の了解です。

同業者同士で話すときは、そのまま〇〇ベースと言ったり、

ウォームやクールと短く表現したりなどでしょうか。

 

外向けにイエベやブルベと表現することはあっても、

同業者間で、業務としてパーソナルカラー案件を打ち合わせる時には、

まず使わなくて、なんかちょっと面白いニュアンスになっちゃうんですよね💦

 

珍しく裏話っぽい内容でした。