パーソナルカラーはどこにある?布色の中ではないの!? | 色彩戦略・色彩活用 色彩の力で成果につなげるビジネスコンサルタントのブログ

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株式会社スタイルクリエーション代表染川千惠のブログです。
カラー(色彩)とイメージに関わる仕事について、現場のこと、知識のことを書いています。



引き続き注目されているパーソナルカラー。

似合う色とは言われていますが、

正しくは、【顔映りを良くする色】。

今の言葉で言うと映える色。

ばえ です。


この写真の色布はドレープと呼ばれるもので、

パーソナルカラー診断で使います。


だけど似合う色は、実はこの色布の中にあるわけではないんです。

布の色はあくまで目安。

実際に布のメーカーが変われば

最も似合う色(ベストカラー)も変わってきたりします。


「じゃぁ、似合う色ってどこにあるの?」

それは、境目なく無数に存在する色の中に、たくさんあるんです。

布の色は、それを見つけやすくするための道具です。


その色だけが似合うわけじゃない。


パーソナルカラーを診断する人は、境目なく無数に存在する色を、

システマチックに扱うことができるので、

例えこの布色が多くても少なくても正確な診断ができます。

それは、カラーシステムがその人の頭の中に

しっかり入っているからです。


何通りに分けるから良いとか、分けないから良いとかではなく、

カラーシステムを自由自在に操れて、

正しく分析することができるんです。


例えばこの写真がカラーではなくモノクロだったとしても、

明るさの順番に布を並べることができたり、

このままカラー写真で見た時のトーンの強弱順に色を並び変えたり、

そういうことがささっとできます。


だから、やっぱりパーソナルカラーは

プロに見てもらって欲しいなと思います。

セルフではなかなか分析しづらいんです。

それは、カラーシステムを知らないからと言う理由だけではなくて、

主観が入ってしまったり、診断に必要な皮膚や毛髪の知識がなかったり、

その他たくさんの理由からです。


パーソナルカラーについて発信したいことが山ほどあります。