【給料泥棒と言われて】 染川千惠ストーリー② | カラーマーケティングで売上アップ! 色彩ビジネスコンサルティング

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株式会社スタイルクリエーション代表染川千惠のブログです。
カラー(色彩)とイメージに関わる仕事について、現場のこと、知識のことを書いています。

前回は、会社で重責を与えて頂いた状態で、不満を抱えて仕事をし、

 

配属していた女性ばかりの事業部が売却されるというお話しでした。

 

【ぶーぶー言ってた20代半ば頃】 染川千惠ストーリー①

 

 
 

 

 


製薬メーカーに転職した私は、ヘルスケア事業部に所属となりました。


 

医薬部外品や化粧品を扱う部署で、なぜこの会社へを選んだかというと、

商品が好きだったからです。

お肌の弱い人向けのスキンケア製品や、ベビー用品、介護用品を扱っていました。

そして、前回書いたように、知っている人が多そうな会社ということに

魅力を感じたことも大きかったです。

 

そして、初出勤の日。

 

・・・

・・・

・・・

選択間違えた~(T_T)と感じました。

 

今でも良く覚えているのですが、初日が展示会の日で、

 

医薬関連のメーカーが広い会場に所狭しと出展しているところに、

私は支店長に連れられて事業部の皆さんに挨拶に行ったのです。

 

雰囲気が最悪・・・

 

 

でした(涙)

 

 

「何!?この殺伐とした感じは!?」

 

「なんで笑って挨拶してくれないの?」

ご対面のタイミングで思ったのがこういうことでした。

 

先が不安でしかない・・・( ;∀;)

 

 

この会社で一番年下ということもあって、

 

とにかく勉強して、早く自分で動けるようになろうと思いました。

 

思ったのですが・・・

 

 

無理でした~(T_T)

 

 

夢も希望も打ち砕かれてしまった感じで、なんというか、

 

もう出来上がっている雰囲気にあらがうことができない無力さを感じました。

 

営業同士は敵というか、上げ足を取り合う。

 

弱肉強食の実績争い。

きれいな人が数字を上げたら女を武器にしていると言われる・・・

 

なんだこれ・・・の連続です。

 

 

でも!

 

それでも、今はこう思います。

 

私に力があれば、風向きには変化が出せたんじゃないか?

 

 

この当時は、到底そんな風にも考えられずで、毎日がどんどん苦痛になっていき、

 

早い段階から自分を出すことはやめました。

学生時代にも一度やったことがあるのですが、忍法影潜めの術。

とにかく目立たないように戦法です。

 

こう言うと角が立つかもしれないのですが、自分の能力は出さないことにしました。

 

それがここでの処世術だと思ったんです。

できないふりをしてやり過ごすことも多かったです。

 

そして、給料泥棒と言われたことは、今でも忘れられません・・・

 

 

悔しかったけど、そう映ったのもある意味納得です。

 

 

とにかく人間関係がつらい。

 

前の職場はそんな風に感じなかったので、余計つらい。。

 

おかしいな、自分の希望は叶った転職のはずだったのに・・・

 

 

お給料も申し分ないのに

 

会社のビルは立派でオフィスも一等地できれいなのに

ドラマに出てくるキャリアウーマンみたいなのに

新車の社用車で直行直帰が多くて快適なのに

 

なのに、なのに、なのに、すごくつらい!!!

 

 

その時思いました。

 

やっと気づきました。

 

私は形式的に良く見えそうな要素では、満たされないんだ。

 

『人』との関係がすごく重要なんだ。

 

そんなことを思いました。

 

 

人が好きな私は、お客様と話をすることは大好きで楽しくて、

 

だから、いろんな人と話ができる営業が大好きです。

 

私の営業好きは、物が売れる喜びよりも、

 

いろんな人と話せて、その人が見えてくることでさらにその人に興味が湧く。

そういった、友達作りの感覚と似たところがあるからです。

 

なので、商品は売れなくてもいいんです。

 

(いや、会社的には売れないとダメですよ💦

でも、人と会って話すことがとっても楽しかった。

 

アユ釣りが好きで、お孫さんを溺愛している薬剤師さん。

 

アクセサリーを自作する夫婦仲の悪い女医さん。

めちゃくちゃお菓子をたくさんくれる薬店の店長さん。

 

皆さんそれぞれのキャラが今でも頭に残っています。

 

あぁ、私は本当に人が好きなんだな・・・

そんなことに気づいたのが、20代の後半でした。

 

 

そして、外からはとても安定して見えていた職場も辞めることになりました。

 

 

 

「私って、社会不適合人間なのかな?」
そんな風に思っていました。

 

周りの友達からも、仕事運がなさ過ぎる、なんでそんなに大変なの?と

良く言われていました。

自分でも、自分は不運なんだと思っていました。

 

働くことは好きなのに、上手くいかない。

 

物事が長く続けられるはずなのに続かない。

 

今なら決断が早いんだ私♪って思うのですが、

 

この時期は、得意技はネガティブですっていう感じだったので、

そうも思えず・・・退職しました。

 

 

この後です。

 

 

色彩の勉強を始めたのは。

やっと出てきましたカラーのお話!

 

このストーリー記事、書いているといろんなことがどんどん出てきて止まりません💦

 

 

 

実は学生時代に興味を持ったカラーコーディネーター。

 

 

興味は持ったけど、特に資格取得などにも至らず。

それには、結構おもしろい理由があったのです。

 

次回は、カラーの仕事をしている人にも衝撃なことを書いてしまいます。

 

学生時代に、カラーの勉強をしなかった理由。

これまたなんとも、形式的な判断をした私がいました。

 

夢も希望もないんかい!と突っ込みたくなる理由です・・・

 

 

第3話へつづく