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自分の中で、何かを「変えたい」といった意識が芽生え、実行に移す時にはメリットとデメリットのバランスによって「最初の1歩」が違ってきます。
お金やモノといった「物質的」メリットや、変わる事で得られる、ワクワク・ドキドキといった「精神的」メリットがあります。
デメリットは、コスト・時間・制限といったところでしょう。
ところが、人間の脳は「変化を嫌う」のです。そのため、デメリットにどうしても比重がかたより、【出来ない理由】を積み上げることになるんです。
では、どうしたらいいのでしょうか?
一つの方法として、「肯定文で表現する」を試してください。
「〇〇」してはダメ!
「〇〇」してはいけません!
このような「否定分」を理由にして、行動に移そうとしても効果はありません。
それは、イメージを頭の中で想像する時、人は「否定分」を処理できないのです。
どういうことでしょう?
「コップ」を落としてはダメ!と言われると、人は「コップ」を落とすイメージが浮かんでしまうのです。
だから、小さい子供に、「お皿を落としちゃダメ」と言った途端、お皿を落としてしまったり、「お皿=落とす」とイメージが植え付けられ、常にビクビクしながら、お皿を運ぶようになるのです。
すると、「お皿」に対して恐怖感が生まれ、お皿に対して否定的なイメージしかなくなり、興味が出ることはありません。
では、「変えようとする意識」を実行するには、それを「実現するために必要」なステップを細かくイメージすることがポイントです。
スタートからゴールまで、時間が長く、手順が多い場合はどうしても、「脳」が拒否反応を示す様になります。
そこで、プロセスを細かく、ゴールをいくつも設定することで、「脳」のストレスを減らすのです。
小さなゴールを経験すると「成果」が実感できるため、「次の成果」を求めるようになるのです。
マラソンの距離や登山なんかもそうですね。
最終的には「変化」によって得られる「現実」をイメージする。
自信を持って、望みを行動に移せるかどうかにかかっています。
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