それは報告会だ!ディスカッションの本質と進め方 | 自分を商品化してあなただけの「オンリーワンビジネス」を作る

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ディスカッションの本質と進め方

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ディスカッションとは「討論」「議論」「討議」の意味。

ディスカッションを行うとどうなるのか?

「話し合いが活性化し、より深い気づきや学びが得られるようになる」というもの。

ディスカッションが好きとか、得意という人は少ないでしょう。
(私は好きですけど・・・)

特に、開始直後などは、場が温まっていないため、個人に質問するよりも、ペアを組むなどして、できるだけ少人数で話す時間を設けるといいですよ。

司会者は、ペアの状態を見ながら、自ら発言する可能性が高い人をあらかじめ探しておきましょう。

 

後程の、進行状況を見て指名する準備をしておきます。

ペア同士の話している内容を聴いておきます。

 

議題とちゃんと連動しているか?

チェックが必要です。

「話が盛り上がっている」=「深く学んでいる」とは限りません。

ディスカッションがうまく進まない要因として、発言の絶対量が少なく、低調のまま時間が終了してしまう事があげられます。

解決策としては、全体の進行はあくまでも司会役にゆだねますが、参加者全員がディスカッションの役割を負っていると認識してもらう方が、議論を活性化させることができます。

(役割については後程説明します)


多くの企業では、普段からディスカッションを行う機会が少なく、発言自体慣れていないのです。

 

さらに、課題に対し、根本的に設定時間が足りないのです。

すると、どうなるか?

司会役も上司が行うため、「終了時間ありき」で進行されてしまいます。

多少的外れな意見が出ると、頭ごなしに否定されるため、次第に発言が消極的になり、発言者が激減してしまいます。

最終的には、数名の積極的発言者もしくは、司会者の独り舞台となってしまい、もはや「ディスカッション」ではなく、「報告会」となってしまうのです。

また、個人の意見を持たず、持っていても発言をしない参加者がいる場合。

急に議題を与えて「グループで話しあって下さい」と丸投げされても、何もできるハズはありません。

ディスカッションというのは、それぞれが個人の意見や主張を、ちゃんと持っていて初めて成立するものなのです。

そこで、慣れるまでは、一定のルールに沿って進行した方がいいと思います。

ここではディスカッションの基本的な役割について記述しておきます。

組織・グループの参加人数や特性に合わせた内容にしてください。

【ディスカッションの役割】

・司会者は開始・終了および、方向修正の役割に徹する。
・質問→反論+質問あるいは提案という流れを全員が意識する。
・意見に対して単なる「反対」「賛成」といった発言はしない。
・質問→答えについては、何らかのリアクションを行う。

日頃から「考える力」を養う練習をしていなけば、ディスカッションを行っても、

 

参加者から、

「今日は一体何だったのか?」
「時間がもったいない」
「こんなディスカッションならやらない方がまし」


こんな不満しかでません。

人の意見に耳を傾け、その背景にはどんな理由と理屈があるのか。

 

意見を完全に否定したり、論破が目的ではいけません。

 

それがディスカッションの本質なのです。

意見は独創的でも特質的でもいいじゃないですか!

正解や模範解答をねらった意見では、討議も成り立ちません。

司会者は、意見をひとつにまとめたり、多数決で決めようとしないでください。

自分に欠けていた側面が発見できたり、他者の考えを知ることができる場がディスカッションの良さだと思います。

 

 

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