今日は朝から掃除に励んでいますウインク

なんかいきなり涼しくなりましたね。


午後は妹家族が我が家に遊びにきます。

息子も「まだこないのぉ?」と楽しみに待っている様子。


僕はぼちぼち掃除と休憩を繰り返しながら過ごしています。


さて、今日は久々にFP関連の内容を投稿します。


ライフプランを立てていく上でやはり大きいライフイベントとなる人生3大資金。

①教育資金 ②住宅資金 ③老後資金

 

これらに対しては、利用できる制度などを理解して、少しでも早い時期から時間をかけて対策をしておきたいです。

 

教育資金であれば、もし幼稚園から大学まで全て国公立の学校に通った場合 教育資金は1000万円~1500万円程度かかると言われています。

 

私立だと更に高くなり3000万円以上必要とも言われています。

 

教育資金関係の対策には例えば下記の様な物があります。


・学資保険、こども保険

・教育ローン

・日本学生支援機構の奨学金制度

 

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学資保険とその機能

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学資保険の受取り総額は一般的には平均200~300万円程度となって

いる様です。

 

そして学資保険の保険料は一般的には平均1万~1万5千円程度となって

いる様です。

 

0歳~中学生までの児童を養育している世帯を支給対象として「児童手当」が支給されます。支給額は、児童の年齢が3歳未満の場合は月額1万5千円、3歳以上から小学校修了前は第2子まで月額1万円・第3子以降は月額1万5千円、中学生は一律月額1万円です。

その児童手当を日々の養育費として使わずに、大学などの進学のために積み立てる目的で、学資保険の保険料にしている(1万~1万5千円程度になります)ケースも多いです。

 

積み立てるなら普通の預金でも良さそうなのですが、普通の預金と学資保険での積立では

どの様な違いがあるのでしょうか?

 

学資保険には普通の預金と違い2つの機能があります。

それは・貯蓄機能と・保証機能です。

 

貯蓄機能とは、決められた保険料を支払い続けることによって満期時に「満期保険金」を受け取れます。また、入学時や進学時にも「祝金」を受け取る事ができます。

 

保証機能とは、契約者(例えば親)が死亡した場合、以後の保険料の支払いが免除され、以後の保険料を支払わなくても「満期保険金」や「祝金」を受け取る事ができます。

 

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学資保険のメリット

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①保険料が自動的に口座から引き落としされるため、半強制的にお金を貯めることが可能。


②返礼率が高い学資保険に加入すれば、普通預金より高利率が期待できる。


③学資保険に支払う保険料は生命保険料控除の対象になる。

 →節税効果(所得税額を少なくすることができる。)


④万が一の際の保障がある。契約者が死亡した等の際にその後の保険の支払いが免除され、満期時に予定通りの保険金を受け取る特約等を付帯出来る

 

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学資保険のデメリット

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①満期まで引き出せない


②早期解約すると元本割れしてしまう


③リターンが大きくない

(年利換算すると0.07程度)

 

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学資保険を検討する際に考慮する事

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学資保険を選ぶポイント・・・①返戻率、②貯蓄型か保障型か


①受け取る保険金の総額÷払った保険料の総額×100=返戻率


②貯蓄型のメリットは返戻率が高く、払い込み金額より多くのお金が戻ってくる

保証型はあまりに特約を付帯(保証を厚く)しすぎると満期の返礼率が100%を下回る場合もあります。


貯蓄目的か?保障を厚くしたいのか?目的をはっきりさせましょう。


もし保険会社が倒産したときには、学資保険も、生命保険契約者保護機構で一定の保護を受けられますが、全額の保護は受けられません。

 

 

高校までの費用については、日々の生活費の中に含めて支出していくことも比較的行いやすいです。しかし、大学進学の場合は公立でも私立でもまとまった金額(入学金や授業

料)が必要になり、生活費の中から支払うことは難しくなります。

 

この生活費の中から支払う事が困難なお金については、必要となる時期と金額を明確にして、それまでに計画的に積み立てれる準備をしていくことが必要です。

 

お金が必要になる時期や、金額を明確にしたい方。今いくら積み立てる必要が有るか?目標設定をしたい方。


以前に紹介したFPが資金計画で使う6つの係数を是非使ってみて下さい。

 『FPが資金計画を立てる時につかう6つの係数』今日は6つの係数の紹介をしようと思います。 過去のブログでライフプランニングについて解説をしてきました。ライフプラン ~ゆるく解説1~ 『ライフプラン ~ゆる…リンクameblo.jp


 

 

余ったお金を積み立てるのではなく、最初に積立金額を決めてそれを積立てて、残ったお金で生活をするといった、積立に対して強制力を働かせる機能を持つことが必要です。


その際に、学資保険だと月々決まった保険料を強制的に納めるので、上手く強制力が働いている事になります。

 

教育費は計画的に用意していきたいのですが、教育費の負担は高校入学辺りから一気に膨らみます。


その為、教育費の貯め時は教育費の負担が比較的少ない「こどもが中学生になるまで」と言われています。

 

もし前もって教育資金作りを始めたのに、目標金額まで貯めれなかった(もしくは貯める見通しが立てれない)場合には「教育ローン」や「奨学金」といった制度もあります。

 

これらについては今回の記事では紹介しませんが、別の機会に解説したいと思います。

 

子供の教育ってお金がかかりますが、その資金を準備する事自体も楽しい勉強だと思って色々試行錯誤しながら計画やその実行を進めていこうと思います爆笑

 

 

写真は昨日イルミネーションを見に行った公園です。花火風で凄く綺麗でした。