今日は6つの係数の紹介をしようと思います。
過去のブログでライフプランニングについて解説をしてきました。
ライフプランニングを通じて、将来の人生設計が出来上がったところで、目標や課題が色々見えてきたのではないかと思います。
いよいよ課題を達成する為の行動を起こしていく事になりますが、それにはどう行動するのか?という方策が必要になります。
その際に使える6つの係数という物が有ります。
特に資金計画を立てる時などに有効なので是非覚えて使ってみて下さい。
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6つの係数の種類
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6つの係数とは下記①~⑥の事です。
①現価係数
②終価係数
③年金現価係数
④年金終価係数
⑤資本回収係数
⑥減債基金係数
では、1つずつ説明します。
今日は①現価係数と②終価係数を説明します。
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現価係数
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一定期間後に一定金額に達する為に必要な元本を求める場合に用いる係数
事例当てはめ
年利3%で5年後に100万円を用意する為には元本がいくら必要か?
100万円×0.8626(画像参照)=862,600円
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終価係数
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現在の金額を複利で運用した場合の、一定期間後の金額を求める場合に用いる係数
事例当てはめ
200万円を年利2%で運用した場合の5年後の金額はいくらか?
200万円×1.1041(画像参照)=2,208,200円
どうでしたか?
係数さえ分かれば計算自体はとても簡単ですね。
係数はインターネットや書籍で調べることが出来ます。
皆さんも是非「年利何%にするか?」「期間は何年にするか?」これらの条件を色々なパターンで設定してシュミレーションしてみて下さい。
今日解説していない他の係数についてもまた書こうと思います。
お読みいただきありがとうございました。
FP3級は独学でも十分に合格を狙えます。
得た知識は、日常生活でも役に立ちます。
興味がある方は是非チャレンジしてみて下さい。


