一昨日、昨日と資金計画などを立てる時に使える6つの係数について書かせていただきましたが、6つの内、①現価係数と②終価係数③年金現価係数④年金終価係数の4つを既にご紹介させていただきました。 

 

今日は残る⑤資本回収係数と⑥減債基金係数の紹介と解説です。

 

おさらい①現価係数 ②終価係数についてはこちらを参照ください👇

 

 

 

おさらい③年金現価係数 ④年金終価係数についてはこちらを参照ください👇

 

 

 

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6つの係数の種類

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6つの係数とは下記①~⑥の事です。

 

①現価係数

②終価係数

③年金現価係数

④年金終価係数

⑤資本回収係数

⑥減債基金係数

 

それでは残りの2つの係数、⑤資本回収係数

⑥減債基金係数を説明します。

 

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資本回収係数

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現在の一定額を一定期間で取り崩した場合の、毎年の受取額を計算する為の係数。

 


 

事例当てはめ

200万円を年利2%で運用しながら8年間で取り崩した場合の毎年の受取額はいくらになるか?

 

200万円×0.1365(画像参照)=273,000円

 

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減債基金係数

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一定期間後に一定額を用意する為の、毎年の積立額を計算する為の係数。



事例当てはめ

年利3%で5年後に200万円を用意する為には、毎年いくら積み立てる必要があるか?

 

200万円×0.1884(画像参照)=376,800円

 

 

 

どうでしたか?

係数さえ分かれば計算自体はとても簡単ですね。

係数はインターネットや書籍で調べることが出来ます。

 

皆さんも是非「年利何%にするか?」「期間は何年にするか?」これらの条件を色々なパターンで設定してシュミレーションしてみて下さい。

 

今回で6つの係数全ての説明が終わりました。

皆さんの立てたライフプランに対して、少し具体的な数字が見えてきましたか?

 

またの機会に他にも色々な数字や方策を紹介したいと思います。

興味のある方は是非読んでくださいウインク

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

FP3級は独学でも十分に合格を狙えます。

得た知識は、日常生活でも役に立ちます。

興味がある方は是非チャレンジしてみて下さい。