ブランコの順番を守ることが、算数の力につながっている | 勉強好きになる!繊細な子の学習サポート【札幌/オンライン】

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札幌市中央区西28丁目の学研向陵教室にて、
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対面指導もしています。

●ブランコの順番を守ることが、算数の力につながっている

こんにちは。勉強のケアレスミスをなくす家庭学習アドバイザーの中村千春です。

子どもを伸ばすには、生活体験が大事ですから、幼児期はたくさん遊ばせましょうと、よく言われますね。

では、どんな体験が、お勉強に役立つのでしょうか?

たとえば、ブランコ。

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誰かが先に遊んでいたら、順番を待ちます。

でも、「さあ、自由に遊びなさい!」と、子どもを公園に連れて行くだけで、子どもは順番待ちをして、楽しく遊ぶことができるでしょうか?


いいえ、できません。

お母さんや、保育園・幼稚園の先生が、声かけをしていますよね。

「ブランコに乗っているお友達がいるから、〇〇ちゃんの後ろにならぼうか。」

言われた通りに、〇〇ちゃんの後ろにいたら、順番が来て、ブランコに乗ることができて、楽しかった!という体験をします。

ブランコ遊びをくり返しながら、ルールを守って楽しく遊ぶということが身につくのです。

私自身、実は、小さい頃、ブランコの順番待ちをしたことが、あまりありません。

人見知りで、「変わってくれる?」とか、言えなかったからです(苦笑)

なので、公園で、ブランコがあいていたら乗る、あいていなかったらあきらめる、そんな子どもでした。

そんな遊ばせようと思って公園へ連れて行っても、体験が少ないお子さんは、絵本がオススメです。

私のお気に入りは、「ノンタンぶらんこのせて」です。



ぶらんこをひとりじめしてしまうノンタンが、おともだちとのやりとりから、順番が守れるようになるんです。

♪おまけの おまけの きしゃぽっぽ

なぁんて節をつけて歌いながら、息子の小さい頃にも読み聞かせをしました。


この順番を守る体験は、小学1年生で学ぶ「順序数」につながります。

「まえから3ばんめ」「みぎから5ばんめ」という、順番を表す数です。

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数を5まで数えられることと、5番目までの順番がわかることは、全くの別物です。

自分で問題を読んで、順序数を理解し、答えることができるのは、6歳くらいからなんです。

ですから、小学1年生で学ぶのは、ピッタリな時期というわけです。

私が指導している学研教室では、幼児教材からこの順序数が出てきます。

それは、ブランコ遊びのような実体験と、プリントでの学びが、一致するよう、先生と一緒に取り組むからできるんですね。

幼児さんが、どのように学べるのかは、こちらからご覧いただけます。