こんにちは。勉強のケアレスミスをなくす家庭学習アドバイザーの中村千春です。
今日は、月に一度の学研教室指導者研修会でした。
お隣に座られた先生に「ブログを書いている先生ですよね?」と聞かれ、嬉し恥ずかし(*´艸`*)
これからも、続けて書いていきますね。
今日は、「小学校入学までに、できるだけ先に進んでおきたいので、もっと宿題を出してもらえませんか?」という質問に、お答えします。
幼児さん、小学校低学年で学研教室に入会されると、保護者様から「宿題を増やして欲しい」という要望は、よくあります。
中村のオススメは、「宿題は増やさず、1日算数1枚・国語1枚」です。
お子さんの理解度、学習習慣の有無などから判断して、宿題を増やす場合もありますが、1.5倍くらいまでです。
2倍、3倍にはしません。
幼児さんで、ひらがなの読み書きや、たし算・ひき算ができるお子さんは、以下ができているか、チェックして欲しいんです。
◻︎ひらがなのとめ、はね、はらい、書き順を正しくかけますか?
◻︎「◯にいろをぬりましょう」と問題にあったら、キレイに○を塗りつぶすことができますか?
◻︎ドリルの問題文を読んでいますか?
◻︎「8は5と( )」という問題に、8+5=13だから、( )に13と書いていませんか?
◻︎「◯にいろをぬりましょう」と問題にあったら、キレイに○を塗りつぶすことができますか?
◻︎ドリルの問題文を読んでいますか?
◻︎「8は5と( )」という問題に、8+5=13だから、( )に13と書いていませんか?
いかがでしたか?
小さい頃にひらがなを覚えた場合、まだ手先が器用ではないため、特に「はらい」をうまく書くことができません。
けれども、「もうひらがな覚えたの?すごいね!」と言われて育ち、自信を持っているので、あとから正しい書き方を指導しても、元のクセがなかなか抜けないんですね。
この状態で、大量にプリント学習をするとどうなるか?
クセ字が、さらに強化されます(汗)
小学1年で、文字指導に厳しい先生にあたると、赤字の添削がビッシリ入って、なかなか丸がもらえないという話をよく聞きます。
先取り学習が、逆効果になることもあるのです。
では、ここで質問です。
なぜ、そんなにたくさん子どもに勉強させたいのですか?
もしかしたら、成功するためには、苦労や努力をしなければならないと思っていませんか?
ハングリー精神で成功したのは、戦後高度成長期は、物がない時代だったから。
物があふれて豊かになった今、必要なのは、楽しんで行動する力です。
たくさんプリント学習をさせると、プリントをこなすことが目的となってしまいます。
終わればいいんでしょ!と、字は雑になり、問題のイラストを見て、「くまさんはどこへ行くのかな?」など、想像してみることもないでしょう。
学研教室に入会してくれた幼児さんは、みんな「楽しい!」って言ってくれます。
スモールステップでよくわかる、バリエーション豊富な教材と、あたたかく導く指導者がいるから、学習に向かう姿勢やコミュニケーション力、ルールを守るなど、小学校入学に必要な力を身につけることができるのです。
卓球の張本選手も小学1年から学んでいる、学研教室の学習の様子は、こちらです。
今日の研修会で、張本選手の等身大パネルと一緒に、写真を撮ってきました^^
【家庭学習カウンセラー・中村千春:Study Kanna】
◆メールでのお問い合わせはコチラ(専用フォーム)