少し前にTVで「My Sister's Keeper」(わたしの中のあなた)を見ました。最後のほうは涙がぽろぽろ。
白血病の少女のよくあるお涙頂戴の話だと最初は思いましたが、違いました。愛情の物語です。色んな意味で。そして、いかに死を受け止めるか。
白血病のケイト。そして、姉ケイトを助けるために遺伝子操作で生まれた妹アナ。アナは、生まれて以来、輸血や骨髄移植などで、ケイトを助けます。しかし、ケイトが13歳の時、アナはこれ以上ケイトを助けること拒否し、両親を相手に裁判を起こします。
ケイト役はソフィア・ヴァジリーヴァ。病気でとても弱っていて、疲れ果てている感じが、すごくよく演じられています。
妹のアナ役はアビゲイル・ブレスリン。とても難しい役をうまく演じています。この子役は、「リトル・ミス・サンシャイン」のオリーブ役で、第79回アカデミー賞の助演女優賞にノミネートされている実力派です。
そして、母親役がキャメロン・ディアス。今までの役柄と違って、シリアスな母親役ですが、熱演しており、違和感がありません。
いい配役に恵まれ、良い脚本、良い展開で、素晴らしい映画となっています。アナがどうして裁判を起こそうとしたのかという謎を解く物語として、スリラー的に見ることもできます。
最後はもう、感動に包まれるばかり。
そして、子どものときに、身近な愛する人の死を感じながら、または体験して生きることがどんなにハードなことか、またそういうことをくぐり抜けていった人たちは、そういう経験をしなかった人とは違ったふうに人生や日々を見るのではないかと思いました。