映画「When darkness falls」(2006) | mikinの勉強部屋

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映画「When darkness falls」(原題 När mörkret faller)をテレビで見ました。スウェーデンとドイツの合作映画で、監督はスウェーデン人のAnders Nilsson。ベルリン国際映画祭でアムネスティ国際映画賞を受賞しています。
ジャンルはスリラーということですが、社会問題のテーマをうまく扱っている映画です。3つの話が絡まるように展開されます。一つは、スウェーデンに移民してきた家族のティーンエージャーの娘を主人公に、家長が絶対的権力を持ち、娘の命さえも、家の名誉のために古い価値観からのしきたりに反すると、外聞が悪いということで、奪おうとする話です。異常と思えますが、家族制が強い、中近東などからの移民の話として、よくヨーロッパでは話題になります。彼らはイスラムだと思いがちですが、映画の中で、少女は首にかけている十字架のネックレスを見せ、そうでないということを言っています。確かに、中近東はイスラムの国なので、そこで住みにくいキリスト教徒がかなり多く、ヨーロッパには移住しています。
2つめは、中年の敏腕ジャーナリストの女性が主人公で、夫と小さな子ども二人がいます。外ではばりばりと働く彼女ですが、実は10年も夫に家庭内暴力を受けています。
3つめは、あるダンスフロアもある大きなレストランで、いさかいがおき、用心棒などが銃で撃たれます。レストランのマネージャーが犯人を見ており、犯人の人相を証言し、裁判でも証言しようとします。しかし、犯人側から証言しないようにひどい脅しを受けます。この話も、登場人物がみなダークヘアなので、移民たちの話だと思うのです。生粋のスウェーデン人は金髪ですから。
なんかスウェーデン社会の闇の問題をクローズアップしている映画で、考えさせられるところが多々ありました。
社会問題に興味のある人にはおすすめです。
日本では公開されていないみたいです。
英語字幕でいいなら、下の動画から全編見ることができると思います。