ヤンドー先生のレッスンは、連日たいへん大勢の方にご覧いただきました。
誠にありがとうございます。
藤原くんのレッスンは、あそこで終わりなのですが、
ちょうど、セミナー特別講師・イボヤ先生の過去の講座、
イシモトが第三楽章(トルコ行進曲)を弾いているものがありました。
本日は続きとして、イボヤ先生のお言葉もどうぞお聞きください。
******************************
ハンガリー音楽セミナー まだまだ生徒募集中
こちら→
募集要項詳細******************************

先生は個人的にお聞きいただくと、それはそれは音楽に厳しい方で、
今回こそは少しは進歩しているかな?と伺っても、また奈落の底。
いつも奈落の底。
その音楽的見地は目から鱗だらけです。
普段は、レコーディングディレクターとして、
ナクソスハンガリーを一手に担い、ヤンドー先生をはじめ、
コチシュ・ゾルタン、ラーンキ・デジェー、国立フィルやリスト室内楽団など
各オーケストラ、果ては民族楽器バンドの録音までなさっています。
その広くて深い音楽への造詣から、一瞬にして気づきが湧くようです。
この講座、オススメです!
ご注意は公の場だからでしょう・・かなり甘目。
先ずはおっしゃっている通りを訳します。
数字は小節番号、00:00は動画の時間です。
動画には男性の声で通訳が時々入っています。
あいにくあまり適切ではないこと、予めお詫びいたします。
動画下の訳をご参考にお聞きください。
1:16 Absolutely good. 断然いい
1:20 小節24 から 及び 小節56 2拍目からの 左手装飾音ラド#ミラ
1:35 リンゴをかじるときガブッと、シュワッ、シャワッ、とした感覚。
先生がかじるジェスチャーをなさっています。
1:53 小節32 先生の示唆は、テンポを一定に
absolutely good を何度か。
2:14 CODA イシモトがいつもコーダが問題、
雑になるのですが・・とお聞きしています。
CODAから数えて小節6から7
和音をつかむのがぱっと行かないとぼやきました。
2:53 バスの音をいつも同じように弾いているけれど、
3:55 おもしろい~興味深い弾き方をしていない
4:09 右手と左手のバランスが悪い、右手のメロディーが聞こえない
CODA から数えて小節16,右手はもっとクリアに。
4:10 もっと右手16分音符レド#シド#レド#シド#を聞きたい、
フルートのような響き。
4:40 小節25 右手はもっと和音・上の音
ド#シ・ド#シ・ド#シ・ド#シ
はっきり聞こえないといけない
4:45 先生のお口での表現
指先をしかっと意識して
5:52 イボヤ先生が I like it (この演奏を)好きよとおっしゃっています
(意外なお褒めのお言葉に)
この曲は色々な所でさんざん弾いていますのでとお答え。
6:25 小節24 にもどり、装飾音ラド#ミは、次のラを繋げて、
ほぼ和音と考えて弾いていいのか?とお聞きしましたら、
6:30 イボヤ先生は、装飾音一番下のラが一番大事。
これは目から鱗でした。
8分音符のラ(上のラ)が大事と思っていましたが、
7:05 おっしゃる通りに弾くと、音の響き~バランスが断然変わりました。
8分音符のラを大きく弾いているときは、ある種うるさい感があり、
( ペダルの長さも関係していますが)
こう弾くことで、音域に広がりができました。先生さすが。
その後、リンゴ:ハンガリー語はAlma そして、新鮮なリンゴに
かぶりついたときの音と話しています。
8:00 左手のペダルはもっと短く。最初の8分音符分くらい。
^^^^^^^^^^^^^^^
余談となりますが、毎年、文化庁と県財団事業で
福島に震災復興支援のコンサートに行っています。
子どもたちを前に、まずは元気づけに「トルコ行進曲」を聞いて頂きます。
その後、大きな曲も含めてたっぷり1時間ほどのコンサートなのですが、
後からいただく子どもたちの作文はすべて、
「トルコ行進曲が一番好きでした!」
いっぱい弾いたのに・・・ちょっと複雑な気持ち(微笑