教育に関連するニュースをお届けしています。
今日お届けするのは、新技術の実用化に関する記事です。
テントウムシを一時的に飛べなくし、ハウス栽培のテントに放してアブラムシを駆除する――。千葉県立成田西陵高校(成田市)の生徒らが開発した技術をもとに、県立農業大学校(東金市)の学生たちが、そんな害虫駆除の実用化に成功した。羽を樹脂で固めて飛べなくする手法で、化学合成農薬の低減につながり、自然に優しい害虫対策として注目される。
テントウムシは、ハウス栽培の野菜や果物につくアブラムシの天敵だ。ただ、放っておくとすぐ飛んでいってしまう。
県立農業大学校によると、これまでも、飛ぶ能力が低い個体を交配させて生まれたテントウムシを駆除用に商品化したケースがあるという。
それに対し今回は、「殺虫剤を散布したり、トラクターで耕したりする前の県内の農場から、テントウムシの一種『ナミテントウ』の成虫や卵などを集めて繁殖させる」「育てたナミテントウの羽に、手芸などで使う『グルーガン』と呼ばれる工具で特殊な樹脂を垂らして一時的に固定する」という手法をとった。
これだと、樹脂は約2カ月ではがれてナミテントウは再び飛べるようになり、繁殖能力にも影響はないという。
引用元:飛べないテントウムシで害虫駆除(2018.2.16)
高校生の開発した技術を大学生が実用化したという、まさに新技術開発のリレーです。しかも、遺伝子改良や品種改良で不用意に自然をいじくりまわすのではなく、比較的自然に優しい方法でというのが素晴らしいですね。
新しいものの開発には、いろいろな知識や技術の前提が必要ですが、それと共に凝り固まった常識を詰め込まれるという弊害もあります。そういう意味では、発想が豊かな若い内に開発することで、面白いものが生まれる場合も大いにありそうです。
大人→大学生→高校生→と下ろすだけでなく、今回のような逆の形も、もっと広がっていくと良いですね。
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