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「偏った子供にはしたくありませんでした」
最近は情報過多の世の中のせいか、偏った子供も増えていますよね。いくら勉強ができても、人として間違った方向に育ってしまっては何の意味も無いわけで、やはり学びも遊びも含めて、健全な心を育ててこそだと思います。
もちろん、そういった曖昧な教育理念だけを掲げていても、現実の問題は何ともならないわけで、それぞれの生徒にとって必要となる具体的なサポートをしていくことも大切ですから、そういう意味でも上手に関わってこられたのでしょう。
そして、そうやって育てれば必ず良い成績が取れるように育つわけでは無いですが、そうやって育て方で、良い成績が取れるように育った生徒は、テストでは測れない地力の部分でも高い力を持った子に育つ場合が多いですから、塾との付き合いもしやすくなる面があります。
実際に、今回新たに入られた塾は、一定の学力の無い子には厳しそうな雰囲気ですが、お子さんのように塾に入る前から優秀な状態になっている生徒（＝そもそも塾が必要無いレベルの生徒）であれば、組み合わせとして良かったと思います。
いくら地力のある生徒でも、塾にべったりと頼りきってしまうような状態になる場合もあるため、常に大丈夫とは言い切れないわけですが、お子さんは塾を1つの「ツール」として上手に活用しておいでのようですから、心配いらないでしょう。（むしろ頼もしくさえ感じます）
もちろん、受験にハプニングはつきものですから、落とし穴の心配は常につきまといますが、もしも何かあっても、お子さんとお母様であれば、きっとうまく対処されるような気がします（笑）
とりあえず、よくある落とし穴として、せっかく身についている「自立的に学ぶ力」を駄目にされて、塾に依存するような状態になってしまわないかを、一読した際には心配しましたが、よくよく見ると、週に1度しか利用しておらず、他の塾も併用しているような状況ですから、心配いらなさそうです。
また、課題漬けにされて、本来やるべきことが疎かになり・・・といった、最近とても多い失敗パターンも、塾が入試対策講座だけの利用で、しかもお子さんくらい優秀であれば、むしろちょうど良い負荷になるはずで、特に心配する必要も無いでしょう。
それに、お子さんのようなタイプの生徒（＋お母様のような教育方針のご家庭）であれば、「実は本当の力がついていなかったがために、直前で成績が急降下」という事態も、起こりにくいですしね。
あとは、通っている進学塾が、ちゃんとトップ校受験に向けての戦略を指し示してくれてさえいれば、順当に合格できると思いますよ。
さすがに塾の具体的な指導内容までは分からないですし、教室や担当教師によっても優劣があるため、一概に語ることはできませんが、お子さんとご家庭の状況を踏まえる限り、それなりの進学塾でさえあれば、どこに通わせても大丈夫な可能性が高いです（笑）
本科生で無いからと言って粗雑に扱われたり、強引に本科受講を進めてきたりといったケースもよくあるわけですが、お子さんのような生徒は、塾としても合格実績にカウントできる見込みの高いですから、あまり無理なことはしないで大事に扱ってくれることでしょう。（そういった面まで含めて、「塾との付き合いがしやすくなる面がある」と最初に書いたわけです）
もちろん、まだまだ受験までの道のりは長いですし、目指す対象がトップ校の場合は、どれだけ優秀でも油断はできません。ですから、これからもサポートのほうを頑張っていかれてくださいね。私も、今後も参考にしていただけるような内容をお届けできるよう、頑張って参ります。
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