新型コロナウイルスの起源について、米議会で調査が行われている。これまで重要関係者を召喚し証言を求めてきた。2024年6月3日のアンソニー・ファウチ博士の証言を最後として、今後証拠と証言の精査を行い2024年末に最終報告書を発表する予定。

 新型コロナウイルスは、ファウチ博士が武漢ウイルス研究所に「機能獲得研究」を依頼したウイルスは米国から移送したものなのか、武漢研究所の研究員が誤ってウイルスを流出させたのはファウチ博士が研究依頼をしたものなのか、それともコウモリが保有していたものなのか(自然発生)、米国から移送したものであればファウチ博士の研究室が保有していたことになり、2001年愛国者法のバイオテロ対策研究の中心にいたファウチ博士が疑われる。

「関連米国政府機関」

 

・国防総省(DOD)>国防高等研究計画局(DARPA)
・国家情報局(DNI)
・中央情報局(CIA)
・保健福祉省(HHS)>国立衛生研究所(NIH)>国立アレルギー感染症研究所(NIAID)
・エネルギー省(DOE)

・下院監査委員会>コロナウイルス・パンデミック特別小委員会

「これまでの投稿」

2023年2月27日
米エネルギー省、下院監査委員会、ランドポール上院議員 武漢ウイルス研究所からの流出の可能性に言及

2023年3月20日
新型コロナウイルスの起源(ロバートケネディJr氏の解説)

出典:ロバート・ケネディJr著「人類を裏切った男」(1000頁超)の解説HP
 下記解説は米国の細菌兵器の経緯とファウチ博士の関与が書かれている。
上巻
中巻
下巻

2023年3月20日 新型コロナウイルス起源法成立

2023年4月19日 Judical watchの武漢研究所支援報告

2023年6月23日 国家情報局報告書
 米政府各機関の見解「研究室漏洩説」と「自然発生説」
7月11日下院特別小委員会公聴会
 「近接起源」論文著者の証言

2024年5月16日NIH副所長のタバク博士の証言
 タバク副所長がCOVID19の感染が認められた2019年末以前に、中国の武漢ウイルス研究所にウイルスの機能獲得研究に資金提供を行ったことを認めた。
 NIAIDの前所長(1984年~2022年)のファウチ博士は、2021年5月上院の公聴会で機能獲得研究のための武漢ウイルス研究所への資金提供を行っていないと証言していた。
投稿記事

「これからの投稿予定」

(その2)2024年5月1日 エコヘルス・アライアンスのダザック博士の証言
 武漢研究所への研究資金提供(政府支援金の流用)

(その3)5月22日 NIAID上級顧問モーレンス博士の証言
 NIH、NIAIDとエコヘルス・アライアンスとの仲立ち

 

(その4)6月3日 前NIAID所長ファウチ博士の証言
 武漢研究所への資金提供、自然発生説か研究室流出か、パンデミック時の感染防止指針

(その5)下院特別小委員会公聴会のまとめ

(その6)2024年末 新型コロナウイルスの起源に関する報告書(年末投稿予定)

 

新型コロナウイルス(COVID19)研究の経緯が明らかになりつつある。
COVID19の製造元も!

5月16日の下院COVID19特別小委員会で米国の国立衛生研究所(NIH)のタバク副所長が中国の武漢ウイルス研究所にCOVID19の感染が認められた2019年末以前にウイルスの機能獲得研究に資金提供を行ったことを認めた。
国立アレルギー感染症研究所の前所長(1984年~2022年)のファウチ博士は、2021年5月上院の公聴会で武漢ウイルス研究所への機能獲得研究のための資金提供を行っていないと証言していた。

 

2022年11月にツイッター社を買収したイーロン・マスク氏は同年12月に「ファウチ博士を起訴せよ」とツイートした。

5月16日の下院小委員会の発表後マスク氏は同じツイートを行った。

 

ファウチ博士は偽証罪などの罪に問われ最高5年の懲役刑になる可能性がある。
6月3日から2日間の小委員会公聴会にファウチ博士が召喚されている。
ほぼ外堀が埋められファウチ博士はどのような説明を行うのか。

New York Post 2024年5月17日
Elon Musk demands charges against Anthony Fauci after NIH comes clean on funding ‘gain-of-function’ research

 

「詳細」
下院コロナウイルス(COVID19)・パンデミック特別小委員会の5月16日公聴会のまとめ
Hearing Wrap Up: NIH Refutes EcoHealth’s Testimony, Tabak Reveals Federal Grant Procedures in Need of Serious Reform

同小委員会の6月3日から2日間に渡る公聴会へのファウチ博士召喚状
 

米国議会(下院)は、今日12月14日まで、15日よりクリスマス休会に入り、2024年1月9日から再開。
13日には、バイデン大統領の弾劾裁判開始決議が221:212で可決され、上院で弾劾裁判の手続きが始まることになった。
NHK 12月14日 
バイデン大統領 次男めぐる疑惑 弾劾への調査 正式承認可決

 

下院投票結果

AFP 12月14日
バイデン大統領の疑惑関与を否定 次男ハンター氏

下院監視委員会と司法委員会の共同声明 12月13日
証言を求めた公聴会への出席を拒否したハンターに対し議会侮辱罪の手続きを開始!

 

司法省はハンターを微罪て起訴することにしたが!
NHK 12月9日
カリフォルニア州連邦大陪審、ハンター・バイデンの虚偽の税申告で起訴

ゼレンスキー大統領は、アルゼンチン大統領就任式に出席した後、12日ワシントンを訪問しバイデン大統領、ジョンソン下院議長などと会い支援を求めたが、14日に閉会する議会で緊急予算を成立させることが困難となっている。
NHK 12月13日

バイデン大統領 ウクライナ支援継続も予算承認のめど立たず

 

(12月15日追記)
米上院は、クリスマス休会を延期し、来週(18日の週)再招集し、ウクライナとイスラエル支援策を採決すると発表

The Kyiv Independent