今年も恒例の年1回の振り返りをしたいと思います。
まずはこの一年、
我々TOKYO BASEを支えて下さったお客様、
お取引様、株主様、
そして、社員の皆様、
ありがとうございました。
今年は昨年の2015年9月に上場をして、
上場元年と位置づけ、
今後世の中にインパクトを与えられる会社になるための基礎作りをテーマに経営をしてきました。
4月には渋谷道玄坂から青山にオフィスを移転し、
6月には会社名をSTUDIOUSからTOKYO BASEに変え、
本部やEC、店にもたくさんの未来の無限の可能性を持った新卒社員、中途社員が入ってきてくれました。
事業面としてはUNITED TOKYOの大幅な成長、
STUDIOUSの派生業態であるSTUDIOUS-CITY-の立ち上げ、
グローバルECのスタート
上場後、初の株主総会、人事評価制度のブラッシュアップ、ディビジョンマネージャーの配置、
初の社員ハワイ旅行等々、
今までやってこなかったことも経験をしました。
また、個人としては
今まで会いたかった方々との出会いも数多くあり、非常に刺激をもらいました。
ある意味、細かな課題や失敗はあるにしても、
基盤をつくる意味でも平穏な安定した一年でもあったのかなと感じます。
しかし、私はこのまま、
安定成長のいい会社になることはのぞんでおりません。
今を守ることが未来のリスクだということを
さまざまな先輩方から見て感じております。
それは個人としてもです。
来年4月にはいよいよSTUDIOUSは原宿にできて、10周年を迎えます。
そして、STUDIOUSの香港出店、UNITED TOKYOのコレクションデビュー、M&Aや新業態の仕込み、さらなる人材抜擢と中堅社員の覚醒、
新たな挑戦はリスクが付きものです。
経済リスク、人材リスク、労力リスク。
しかし、そのリスクを軽減し、
前向きに成功に導くための
行動をするのが仕事です。
過去の延長に未来の成功はありません。
我々はまだまだ、若いです。
時代を創ってきた素晴らしい先輩アパレル企業はたくさんあります。
しかし、次世代を創るアパレル企業は
私たちしかいないと思っています。
来年は今までにないようなメンタルとフィジカルをすり減らす覚悟で挑みます。