TOKYO BASE代表取締役CEO谷正人オフィシャルブログ「from JAPAN to the WORLD」Powered by Ameba

「日本発を世界へ」をコンセプトに次世代セレクトショップSTUDIOUS、made in japanのコンテンポラリーブランドUNITED TOKYOを運営する株式会社STUDIOUS CEO谷正人の公式ブログ。


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唐突ですが、

私はこのファッション業界において、
店長という仕事を最重視しています。
 
日本や世界には数え切れないほどの店があり、
それぞれに店長がいるとなると、
何となく、よくある仕事のように見えてしまいますが、
会社や業種によって求められるものは
さまざまです。
 
ルミネやパルコといったファッションビルのような
何百人のスタッフを
かかえる執行役員店長もいれば、
スタッフ1名の小さな古着屋の店長もいるわけです。
 
今日は私が考える我々の会社における店長に
ついて書きたいと思います。
 
まず、前提として、店長はそのお店のリーダーであり、
そのお店の「経営者」です。
 
その経営者次第で
何でもできてしまいます。
 
特に我々は旧来のチェーンアパレルのセンターオペレーション型のビジネスモデルではありませんので、
店長はスタッフのマネージメントとシフトと在庫管理をすればOKという会社ではありません。
 
より大きな権限という自由を与え、
責任と給与は重く、高く、
店舗を一つの会社と見立て、
店舗の営業利益で店長という「経営者」を評価していきます。
 
当然、売上予算だけを把握してればいいという
店長では務まりません。
 
少なくとも財務諸表の中でもPLはマストであり、
お店の家賃も人件費も広告費も粗利益構造、
在庫や在庫回転率も把握しなければなりません。
できれば、BS的な観点も持ちながら、
経営をしていくのです。
 
とはいえ、そんな能書きばかりだけを把握をしていても、もちろん、ダメなわけです。
 
実際にお店の営業利益を上げる施策を自ら発案し、
ダイナミックに行動をしている人が求められます。
これも全く、会社の「経営者」と同じです。
 
では具体的にどんなことをやるのか?
 
私が考える店長像はシンプルです。
 
片田舎にある小さなお店のカリスマオーナーです。
 
決して、いい外的環境や流動来店にめぐまれていないにも関わらず、凄く繁盛しているお店。
たまにありますよね?
 
その繁盛店のオーナーさんは人格に優れていて、お客さんやスタッフから愛されます。
自ら現場にたってサービスをし、自ら先頭にたって売り、
自ら商品を仕入れ、自ら販促をしかけ、
当然、店舗の財務諸表をみて、経理もやります。
 
これからの日本は実店舗の小売視点でみていくと、少子高齢化で人も減り、必然的にECものびていきます。
今まで当たり前に来ていた駅ビルやファッションビルのお客様は減り、
お客様が勝手に来る前提での小売業のオペレーター型販売システムは成り立つわけがありません。
 
まして、お客様の趣味趣向はデジタルの普及によって、より細分化され、ニーズもわかれ、
同じ統一フォーマットですべてのお店を運営するのは無理であり、完全にこちら業界側都合です。
 
だからこそ、より個店化していく中で、
それを引っ張る店長という個店の経営者が必要ですし、求められていきます。
=小さな会社を運営していく力です。
 
そんな力があれば、
どこの会社やどこの業界に転職しても、
恥ずかしくない、
本質的な力がつくと思っています。
 
流通の原理原則に「商売人人価」という言葉があります。
それはどんな理論なのかはここでは書きませんが、
私は実店舗において、この理論は古く感じます。
これから伸び盛りのECではまさにこの原理原則が成り立つとは思いますが、
あくまで、市場環境が右肩上がりの理論です。
 
これからの実店舗における商売は
「売売商売人」です。
 
売売商売人とは5つの文字から成り立つわけですが、
 
①売 まずはリーダーである店長が率先して販売、お客様感動を誰よりももたらすこと
 
②売 次にリーダーである店長と同じマインドをもち、販売をして、お客様感動をもたらすスタッフを育てること
 
③商 ①と②の土台ができた上でどんな商品をどの量をいつの時期に揃えるかを決めること
 
④売 商品を戦略的に提案する実店舗における売り場や今の時代はECやアプリ、SNSといった「売り場」を整えること
 
⑤人 最後の人は接客と業務を教える教育ではなく、人間教育です。社会人としてのマナーやモラルなどの倫理観はもちろん、新聞を読むことの重要性や基礎ビジネス知識、そして、1番大切な店のビジョンや個人のビジョンを語り、夢のないスタッフに夢を与えられる存在になること
 
この5つはまさに会社経営の縮図であり、
順番を間違えてもダメですし、全部が揃わないと意味がありません。
 
たった1店舗の30人もいない組織において、
マネージメントとプレイヤーのバランスとか
何かに特化するという議論は全くの愚問であり、
経営者たるべき店長はスタッフや社員のためにしなければなりません。
 
もちろん、その分、給与は本社スタッフよりも高く、
責任も重く、お客様やスタッフのために頭を悩ます大変さや孤独感はあります。
 
ただ、私の理論としては店長になって
初めてファッションビジネスに入るということだと思っていますし、
この苦労や楽しみが自らの人生の可能性を広げます。
 
そして、ポイントなのが、誰でも店長になれる能力はあるのです。
デザイナーや企画などの専門職は向き不向きがあるかもしれませんが、
店長に向き不向きはありません。
特別な技術がいらない役職であるからです。
 
だからこそ、ファッション業界で少なくとも、
総合職で活躍したい人は店長を目指すべきですし、
我々の会社の社員もみんなが目指してほしいですね。
 
逆に言うと、店長さえなれて成功できる力があれば、
どんな役職でも上手くいきますし、
店長になれない人はどの役職でも厳しいでしょうね。
 
今、まさに変革期のファッション業界で、
旧来、求められた力でなく、
これから10年先でも求めれていく
本質的な力を身につけましょう。
 
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