逆行中の金星が天秤座へ、天王星とオポジション(11/1〜11/7頃まで)「知恵のりんご」 | 占星術家しゅんじ「宙の色(そらのいろ)」

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「宙」という文字には「永遠の時間」という意味があります。
時は無色透明ではなく、無限の彩りに満ちた物語のような連なりです。
西洋占星術を通して、時に込められたメッセージを読み解きます。

こんにちは。
占星術家の竹内俊二です。

天秤座の金星と天王星のオポジションについて
・チャネリングの物語文と絵(Machikoさん 担当)
・ホロスコープの解説(竹内俊二 担当)
で読み解いていきます。

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ホロスコープの要約

 

11/1〜11/7頃まで
牡牛座の天王星のような人物(常識に捕われない独自のルールや視点を持つ人、未来先取りな人、機械関係の技術者)と、天王星的に(突然に、想定外の手段やタイミングで、遠隔で、時間差で、直にではなく間接的に)接する、という文脈でいろいろ考えられます。そして、気づかなかった視点にハッと気がつき、知恵を得る。

 

 

 

チャネリングの物語文+絵(by Machikoさん)

 

今日のホロスコープを象徴的に表している
「例え話」としてお読みください。



 

農場につながる牧場と土の道。ヘタウマな絵。
農場の建物は赤い屋根で奥にあり
手前に牛がいるはずなのですが、
牛が透明で、黒い輪郭線だけ見えます。
3〜4匹くらい固まっていて鳴き声は聞こえます。

牛を世話するおじさんが茶色のつなぎと、
ベージュのシャツを着ています。
ニコニコ顔で、透明な牛が
まるで見えると解っているかのように世話しています。

おじさんの頭の帽子の上には、りんごがあります。
りんごに突き刺さる矢は輪郭線のみ。
牛も矢も輪郭線のみで物体は見えていません。

おじさんは牛は見えていますが、
自分の頭上のりんごに刺さってる矢は見えていません。

おじさんは牛をよしよしケアしていますが、
頭の上のことには全く気がついていません。

相手のことはわかるけど、
自分のことはわかっていません。

 

 

 

ホロスコープの解説(by 竹内俊二)


チャネリングの物語文が
今日のホロスコープのどこに現れているのか。
照らし合わせながら解説します。


・サビアンシンボルの度数は全て数え度数で表記しています。
・アスペクトのオーブは3度で考えています。
・まちこさんのチャネリングの物語文の引用は青色です。


 

これは11/1の正午のホロスコープです。

 

11/1に金星が蠍座→天秤座へ戻りました。金星は10/6〜11/16まで逆行中です。

金星は美意識、感性、好きなこと、対人関係などを表す天体です。今までの蠍座にあった金星は、特定の人や物事に対して、深く集中します。個室で少人数で、中に入れる人を限定したここだけの話です。

そういう金星が天秤座に入る(逆行して戻っていく)と、交流の場所のイメージが個室ではなく、もっとオープンな雰囲気になります。一度締めたドアを再び開けて、招待し忘れた人にもう一度声をかけるような感じです。金星は逆行中なので、過去に焦点が当たったり、懐かしい人との対話であるかもしれません。

 

 

 

天秤座の金星は牡牛座の天王星とオポジションです。これは11/7まで続きます。(※ アスペクトのオーブを3度以内とした場合)

天王星は身近な影響などに染まらずに、跳ね除けます。その代りに遠くにある共鳴するものを取り入れる天体です。世間の常識やルールに真面目に従って生きている人からみると、天王星は個性的で独創的なものに見えます。また、未来先取りです。

太陽系の遠い所にある天王星が、内惑星である金星を仲介して、日常の近い場所に降りてきます。オポジションなので、おとなしくじーっと待っているというよりは、積極的に働きかけ、とりあえず試しにやってみる、という形になりやすいと思います。



例えば、天王星は機械とかパソコン、電化製品も表すので、新しい技術やアプリを導入して、それをお試し的に使うなど。金星なので、ビジュアル的な美や感覚的なものです。金星も牡牛座もお金にも関係するので、財政的な面での改善という解釈もできます。

個人的な例だと、事務仕事の一部を外部に委託しました。あと、投資を少ししました。配当はビットコインで受け取ります。暗号通貨は、牡牛座の天王星の代表例の1つだと思います。



最近、身近でいろんな「◯◯代行サービス」を見かけますが、代行業も牡牛座の天王星に関係しているのではないかと思います。その人にしかできない、と思われてことを切り分けて、外部の第三者が業務として請け負う。分業化。会社単位でしていたことを、個人単位でしはじめた。働き方の改革・変化です。



まちこさんの絵と物語文を見てみます。

 

この絵は金星と天王星のオポジションです。

「おじさん」天秤座の金星
「牛」牡牛座の天王星

牡牛座だから、そのまんま「牛」なのでしょうね。牛が「透明で黒い輪郭線だけ」なのは、天王星だからです。リアルな牛ではなく、デジタルデータのような仮想上の牛。

おじさんが「ニコニコ顔」なのは、支配星回帰の天秤座の金星で、社交的だからだと思います。おじさんの頭の上に「りんご」があり、「矢」が刺さっています。これらは知恵の象徴か。最初は「頭の上のことには全く気がついていない」。しかし、牛(天王星のような人物、天王星的な手段で)と対話することで、気づいていない事にハッと気がつく。予想外の発見。それは天王星的です。

また、おじさんの絵は1/11時点での金星の度数のサビアンシンボルと、微妙に似ています。天秤座の30度「哲学者の頭にある三つの知識のこぶ」です。すごく簡単に言うと、偏りのない知恵を得るという度数です。金星なので、絵では甘さとユルさ、とっつきやすさ(「ヘタウマな絵」)がプラスされています。

 

 

 

 

要約

 

11/1〜11/7頃まで
牡牛座の天王星のような人物(常識に捕われない独自のルールや視点を持つ人、未来先取りな人、機械関係の技術者)と、天王星的に(突然に、想定外の手段やタイミングで、遠隔で、時間差で、直にではなく間接的に)接する、という文脈でいろいろ考えられます。そして、気づかなかった視点にハッと気がつき、知恵を得る。


この記事を書き始めたのが11/1だったのが、2日経ってしまいました。リアルタイムか、前倒しで書けるようにしたいです。

 

 

 

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