【足摺岬の中浜万次郎像】PART.1
足摺岬訪問の滞在ホテルは「足摺国際ホテル」。
お部屋は和室でオーシャンビュー、とても快適。
海側の部屋からは足摺の海の景色がとてもよい。
幼少期の万次郎もこの景色と同じ海を見ていたのかと思うと感慨深い。
宇佐から出漁、嵐にあって遭難したポイントは足摺岬のはるか沖の方らしい。
部屋から観ている海の景色の先で漂流してしまったのだ…。
ホテルのフロントの観光パンフレットコーナーにも「ジョン万次郎を大河ドラマにしよう!!」の署名ノートがあった。
もちろん署名した。
料理もサービスも部屋も素晴らしい。
一人旅でも快く受け入れてくれるのは大変ありがたい。
四国最南端、足摺岬。
ここに足摺岬公園がある。
このあたり一帯は観光遊歩道コースとなっている。
ホテルから足摺岬に行く途中「万次郎足湯」がある。
この先にお遍路時の寺「金剛福寺」があるのでお遍路さんにも重宝している足湯だろう。
万次郎足湯の眼の前に白山洞門(自然に削られた洞門で角度のよってはハート型に見える)へ下る道がある。
白山洞門の案内看板にも万次郎像の案内がある。
白山洞門は長年海水などで削られてできた天然のケーブだ。
ケーブは見る角度によってハート型に見えるのでPhotoスポットとして人気だ。
【足摺岬の中浜万次郎像へ】PART.2
白山洞門に降りていく入口に「土佐清水足摺岬小学校」がある。
ジョン万次郎は貧しい環境のため、習い事はもちろん、文字を習うこともかなわなかった。
平日なのに静かな学校だな、と思っていたら2年後には廃校となるそうだ…。
四万十川の山あいに「海洋堂ホビー館」がある。
[海洋堂ホビー館]
かつて学校だった校舎をリノベしてホビー館、観光地の目玉に仕立てている。
どなたか有志が、この土佐清水足摺小学校もリノベしてくれないだろうか。
「JMミドルビーチパーク」などはどうだろう。
(JM:ジョン・マンの略、ミドルビーチ:中浜のこじつけ英訳)
足摺岬の万次郎像、足摺港公園の万次郎少年像に対抗して、若き絶頂時の万次郎青年像を造って配置する記念公園はいかがだろうか。
若き絶頂時の万次郎のイメージとは。
[1849カリフォルニアゴールドラッシュ・絶頂時の若き日の万次郎イメージ像イラスト]
マカロニ・ウェスタン風万次郎の深緑色のブロンズ像。
大きな岩に片足を乗せるポーズ。
万次郎像の先には羅針盤付き地球儀の日時計。
万次郎像の目の先には地球儀があり、太平洋、日本、四国最南端を見つめている。
QRコードで以下の服装カラー、仕様の説明を気軽にデジタルコンテンツで見ることができる。
服装の色、仕様、携帯品の詳細。
ウール製のつばが大きい(つばの曲がりがいちばんゆるいタイプ)黒色テンガロンハット、
頭部サイドは鷹の羽の飾りが数本、
赤いコットンネックスカーフ(赤地に白ペイズリー柄)、
赤いチェックコットンシャツ(赤地に黒チェック柄)、
皮のダークブラウンチョッキベスト(裏革仕様、ヒラヒラのフリンジ仕様)、
ブルービンテージジーンズ(やや濃い青)、
拍車付き皮の黒ロングブーツ、
二丁用牛革ガンベルト(色褪せしたキャメルブラウン、ペイズリー柄、抜け落ち防止フック・予備弾ポケット・脚紐付き)、
コルトシングルアクション銃二丁(アーミーキャバレリー、艶ブラック、6発装填、カスタムウッドグリップ)、
肩に持ち上げた片手には小型のツルハシ、
片手に砂金収集ザル、
足元にはシェラフ(携帯用の薄い毛布を円柱状に巻いて畳んである)、
ホーロー湯沸かし器(白で一部のフチが青色)、
ホーローカップ(湯沸かし器と同色)、
ホーロー鍋(豆のスープ、パンを焼くなど万能鍋、湯沸かし器と同色)、
小型のコーヒーミル(豆を手回しで挽くタイプ)、
豚革袋で包んだガラス瓶の水筒、
銀のフォーク、スプーン、
開拓者御用達ブランドのブレードナイフと本革ケース、
着火用マッチ、
干し豚肉の燻製(携帯非常食、火を入れなおすとさらに美味しい)、
小麦粉(簡素なパンケーキを作る)、
クジラ油、
麻の携帯袋にコーヒー豆、
などの銅像、どうであろうか???
(知らない人が見たら、足摺岬にカーボーイが来ていたのか? と勘違いされるかも…)
この機会に絶頂時の万次郎青年像を、国際タイアップでぜひ造ってほしいと思う。
せっかく高知県なので、海洋堂コラボとなれば、かなりクオリティのよい像になる。
こうなると、高知県主導の県立プロジェクトがよい。
クラウドファンディングで募れば、けっこう資金調達できると思う。
と思うのは、自分のようなマニアックなファンだけだろうか…。
【足摺岬の中浜万次郎像へ】PART.3
足摺岬公園の入口手前に無料駐車場がある。
観光バスも停車する。
かの有名な、弘法大師(空海)のお遍路路「第三十八番・金剛福寺」も道を挟んですぐ目の前にある。
そこから公園の入口を入ると、すぐに案内看板とともに「中浜万次郎像」が海の方を向いて立っている。
この万次郎像はアメリカ、マサチューセッツ州・ニューベッドフォードにあるフェアヘイブンの方角を見ているそうだ。
万次郎像の左手には船乗り愛用のコンパス、三角定規を持っている。
ずっと見ていると、なぜかちょっとさみしそうな表情にも見える。
「もっかい、行きてえなあ…アメリカ…」って言いたそうなのは気のせいだろうか。
像と一緒に万次郎紹介看板もある。
日陰のせいか、この看板は陽焼けせずに、翻訳英文もよく読める。
公園や遊歩道の案内看板もある。
(10番天狗の鼻がオススメスポットだ)
この像の前が観光ツアーの説明場所のようだ。
観光ツアーのガイドでは万次郎をどのように紹介しているのか。
間違ったことを伝えていないだろうか。
せっかくなので団体ツアーのガイドさんの女性の話を横で立ち聞きさせてもらった。
わかりやすい万次郎の説明と正しい紹介だ。
当然だろう、心配した自分は何様だ、と反省した。
高知のツアーガイドさん、これからも万次郎の紹介、何卒よろしくお願いします。
【足摺岬の中浜万次郎像へ】PART.3
足摺岬公園の入口でガイドさんの万次郎紹介を聞いているツアー客。
こちらのツアー客の反応の方が興味深い。
ジョン万次郎をどれだけ知っているのだろうか?
知名度はどうだろうか?
つい心配で写真撮るフリして近くで会話を聞いてみた。
「そんなんエラか人やったと?」
「高知はエラか人多かね〜」
「ほうよ、偉人さんが多かぁ」
「漂流した無人島ってどこや? 足摺岬から見えっと?」
「いんや、ハワイらしいよ」
「とおかねえ」
「ジョンていうん? 日系二世?」
「ほうよ、ハワイいっとるしの」
「んだから、あの顔ばハワイのホノルル向いとるんじゃけえ」
「ホイットニーなんとかさんが助けてくれたんじゃ」
「そげな有名なハワイの人、なんか聞いたことあるけえ」
「あのほれ、カメ…えっと」
「カメはさきほど見てきた金剛福寺の像じゃけえ」
「ワハハハ、そりゃあ弘法大師様じゃ、関係ねえけえ」
「手に文房具持っとるとよ」
「偉い学者さんになったと?」
「かんのんまるに乗ったんじゃけえ」
「あ〜、言ってた、言ってた」
「ハワイのアホウドリの説明はゆかいじゃったのお、ワハハハ」
「んじゃけえ、結局なにした人?」
おしゃべりせんと、ガイドの話、きちんと聞けよ!
ナマリからして、関西系、四国系、広島系なのか、さっぱりわからん。
紹介看板読めよ!
ハワイのことなんて一瞬しか言ってないし!
かんのんまるって、どこの船だよ!
ホイットニーって、誰だよ!
ホイットフィールド船長、ハワイの人になっちゃってるし。
まあ、結局、東大の英語教授にはなりましたけどー。
旅行帰っても「ハワイのアホウドリ」くらいしか憶えてないんだろうなー。
結局伝わってないし。
まあ、少しでも知名度上がったならいいんだけど…。
{ココがスゴイ!}
万次郎像が向いている方向はフェアヘイブン。
漂流した万次郎を救助した捕鯨船ジョン・ハウランド号の船長「ウィリアム・H・ホイットフィールド船長」の故郷だ。
フェアヘイブンは万次郎の留学先でもあったのだ。
当時は留学制度なんて感覚は無い。
日本では、学校はまだ寺小屋とか塾のような名称だった時代だ。
しかも鎖国中に留学なんて、当時では国際犯罪に等しいのだ。
鎖国時代は勝手に外国へ出国したら、犯罪者扱いとなり簡単には帰国できないのだ。
でもそんなん関係ねえ!
万次郎はホイットフィールド船長の好意によって、1843年に日本人アメリカ留学生第一号となったのだ!
{ココがスゴイ!}
捕鯨船で七つの海を航海。
当時二回も世界一周を成し遂げた日本人はいない。
万次郎は1841年の出漁、遭難、漂流、救助から10年後の1851年に日本に凱旋帰国したのだ。
万次郎はどれほどの能力を身につけて帰国したのか?
(1)ネイティブイングリッシュ
(2)航海術
(3)航海測量技術
(4)最先端の捕鯨漁法
(5)造船知識・修繕技術
(6)日本人未踏の地の文化吸収
(7)超国際的マネジメントセンス
(8)ネバーギブアップスピリット
(9)開拓者・冒険者としての心得
(10)世界中で得た友人・ライバルたち
思いつくまま綴ってみたら10項目もあるではないか。
足摺岬公園で万次郎と一緒にフェアヘイヴンの方向を眺めるなら「天狗の鼻」の展望台がおすすめだ。
足摺岬展望台は入口から近いが、5〜6分程度で行けるので天狗の鼻をおすすめする。
万次郎と一緒にフェアヘイヴンの方向を眺めるには絶好の場所だ。
[足摺岬・天狗の鼻から太平洋を一望]
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