『チビセブンファイト』シリーズ再生回数2万回突破記念
またしても、過去映像を流用した“新作”。
AfterEffectsにバンドルされていた「mocha AE」というトラッキング・ソフトの実験である。
トラッキングというのは、平たく言えば素材映像を撮ったカメラの動きや、映像の中で動いているモノの動きを追いかけてデータ化すること。
このデータを使って、合成すべきものを動きに合わせることが出来る。これはマッチムーブと呼ばれている。
AEにも“点”を算出するトラッキング機能があるが、mochaは指定した“面”でトラッキングをしてくれるので、またちょっと違ったことが出来る。
で、やってみた。
最初の実験としては、こんなもんかな…。
AfterEffectsにバンドルされていた「mocha AE」というトラッキング・ソフトの実験である。
トラッキングというのは、平たく言えば素材映像を撮ったカメラの動きや、映像の中で動いているモノの動きを追いかけてデータ化すること。
このデータを使って、合成すべきものを動きに合わせることが出来る。これはマッチムーブと呼ばれている。
AEにも“点”を算出するトラッキング機能があるが、mochaは指定した“面”でトラッキングをしてくれるので、またちょっと違ったことが出来る。
で、やってみた。
最初の実験としては、こんなもんかな…。
「人間が消えた街」の作り方
前の記事に貼った動画…言うまでもなく、『ウルトラマンサーガ』の冒頭シーンからのパク…じゃなくてインスパイアされたもの。
今年のGWに神田界隈を訪れたら、事務所街はそのまんま「人間が消えた街」の雰囲気だった。
せっかくなので、ケータイのカメラ(静止画)でテキトーに撮影。
これを元に、素材を作成する。
まずは冒頭のカット。
今年のGWに神田界隈を訪れたら、事務所街はそのまんま「人間が消えた街」の雰囲気だった。
せっかくなので、ケータイのカメラ(静止画)でテキトーに撮影。
これを元に、素材を作成する。
まずは冒頭のカット。
車が入ってしまったので、消す。
3番目のカット。オリジナルはこれ。
侵略宇宙人の爪痕(?)を付ける。
地下鉄の駅のカット。これももともと人がいない風景。
電気が消えた状態を作る。かなりアバウト。
続いて宇宙からの攻撃を受ける場所。
ピンぼけだが、気にしない。
背景の空を別に合成するためにマスクを作っておく。
チビセブンが着地する場所。
遠景に炎を合成するためにマスクを作っておく。
こんなんで、Photoshopでの作業はおしまい。
これらの静止画を、AfterEffectsに取り込む。
(つづく)
【追記】…と思ったが、AfterEffectsの作業は説明が難しいので、やめた…(^^;
合成の実験
「『チビセブンファイト』の新作を作りたい」というメンバーの思いは、ある。
「『チビセブンファイト』の新作を観たい」という周囲からの期待があるのかどうかは別として。
しかし、なかなかメンバーが集まって打ち合わせをし、撮影をするためのスケジュールを調整するのが難しいんである。
しょうがないので(?)過去作品の映像やボツとなったカット、それにネットでは公開していない作品からの“お蔵出し映像”のカットを流用して、チビセブン活動を継続させている。
ポスト・プロダクションのための環境が以前より充実してきたこともあって、その実験を兼ねた映像をテキトーに形にしてYouYubeにアップしているんである。
その最新作が完成。40秒の超大作である。
とりあえず、ご覧くださいまし。
「『チビセブンファイト』の新作を観たい」という周囲からの期待があるのかどうかは別として。
しかし、なかなかメンバーが集まって打ち合わせをし、撮影をするためのスケジュールを調整するのが難しいんである。
しょうがないので(?)過去作品の映像やボツとなったカット、それにネットでは公開していない作品からの“お蔵出し映像”のカットを流用して、チビセブン活動を継続させている。
ポスト・プロダクションのための環境が以前より充実してきたこともあって、その実験を兼ねた映像を
その最新作が完成。40秒の超大作である。
とりあえず、ご覧くださいまし。
STRATA 3Dでエアブラシのアニメーション(その3…完成編)
真っ白だったモデルにテクスチャを貼る。
ほとんどSTRATA DESIGN 3D CX6に入っているテクスチャをそのまま使った。
多少加工したのは、前の記事に書いたパイナップル状の滑り止め付きパーツだけ。
動画データも、真っ白なヤツと同じ。
ただ、塗料が吹き出すときに、肝心の先端部分が画面から外れてしまっていたのでカメラを少し動かすことにした。
あとは、どうやって吹き出す効果を付けるか…。
STRATAにも色々と“噴出系”のFXが用意されている。「炎と煙」なんてFXセットもある。
しかし、それらしく見せるためにはパラメータの設定をもっと研究せねばならない。
今回は実写の動画素材集『ACTION ESSENTIALS 2』を使うことにした。
まずは、噴出する霧。
After Effectsで合成するわけだが、この動画素材だと勢いが足りないので速度を早めてやる。また、細く変形して、マスクを切って、せっかくなので色調を赤に変えた。
エアブラシの動きに合わせるためにモーショントラックをかけてヌルオブジェクトをターゲットにしてそれを親にして…ということはやってない。
短い動画なので、キーフレームを打って手作業でマッチングをやった。
これだけだと芸が無いので、“吹き出した塗料が舞う”という効果を付けることにする。
同じく『ACTION ESSENTIALS 2』から、ホコリが舞う動画素材をチョイス。
これまた赤くして、大きさや角度を変えて合成。
…まだ寂しい。
効果音を入れることにする。
本物のエアブラシを使って録音すれば良いのだが、今回はコンプレッサーの音までは必要無い。むしろ「シューッ」という音だけを強調したいので、ホコリを吹き飛ばすクリーナー・スプレーを使った。
録音は超お手軽にiMacの内蔵マイクで。
思ったよりデカい音で、マイクから遠ざけた結果、部屋の残響が入ってややウェットな音になった。
よし、録音の悪さを誤摩化すために音楽を入れよう。
でも「シューッ」という音の邪魔にならないようにしたい。
で、PowerMacG4で音楽ソフトを立ち上げる。
これで制御しているデジタル音源SC-8850から出る音は、USBのオーディオキャプチャーを介して常時iMacに取り込めるようにしてある。
この環境が便利なのは、今回のようにちょっと音楽が欲しいときに動画の長さやタイミングに合わせてテキトーな曲を作れること。別に楽曲として立派なものを作る必要は無い(そもそも立派な曲なんて作れないし)。
最終的にはAfter Effectsで合成した動画と効果音と音楽をFinal Cut Proでまとめて、文字や「©」の表示を入れて書き出したものをYouTubeにアップ。
一応、これで実験映像の完成。
いつまでも実験ばかりやってないで作品らしい作品を作りたいところだが、色々やってみないとよくわからない3DCGの世界。
もうしばらく実験かな…。
ほとんどSTRATA DESIGN 3D CX6に入っているテクスチャをそのまま使った。
多少加工したのは、前の記事に書いたパイナップル状の滑り止め付きパーツだけ。
動画データも、真っ白なヤツと同じ。
ただ、塗料が吹き出すときに、肝心の先端部分が画面から外れてしまっていたのでカメラを少し動かすことにした。
あとは、どうやって吹き出す効果を付けるか…。
STRATAにも色々と“噴出系”のFXが用意されている。「炎と煙」なんてFXセットもある。
しかし、それらしく見せるためにはパラメータの設定をもっと研究せねばならない。
今回は実写の動画素材集『ACTION ESSENTIALS 2』を使うことにした。
まずは、噴出する霧。
After Effectsで合成するわけだが、この動画素材だと勢いが足りないので速度を早めてやる。また、細く変形して、マスクを切って、せっかくなので色調を赤に変えた。
エアブラシの動きに合わせるためにモーショントラックをかけてヌルオブジェクトをターゲットにしてそれを親にして…ということはやってない。
短い動画なので、キーフレームを打って手作業でマッチングをやった。
これだけだと芸が無いので、“吹き出した塗料が舞う”という効果を付けることにする。
同じく『ACTION ESSENTIALS 2』から、ホコリが舞う動画素材をチョイス。
これまた赤くして、大きさや角度を変えて合成。
…まだ寂しい。
効果音を入れることにする。
本物のエアブラシを使って録音すれば良いのだが、今回はコンプレッサーの音までは必要無い。むしろ「シューッ」という音だけを強調したいので、ホコリを吹き飛ばすクリーナー・スプレーを使った。
録音は超お手軽にiMacの内蔵マイクで。
思ったよりデカい音で、マイクから遠ざけた結果、部屋の残響が入ってややウェットな音になった。
よし、録音の悪さを誤摩化すために音楽を入れよう。
でも「シューッ」という音の邪魔にならないようにしたい。
で、PowerMacG4で音楽ソフトを立ち上げる。
これで制御しているデジタル音源SC-8850から出る音は、USBのオーディオキャプチャーを介して常時iMacに取り込めるようにしてある。
この環境が便利なのは、今回のようにちょっと音楽が欲しいときに動画の長さやタイミングに合わせてテキトーな曲を作れること。別に楽曲として立派なものを作る必要は無い(そもそも立派な曲なんて作れないし)。
最終的にはAfter Effectsで合成した動画と効果音と音楽をFinal Cut Proでまとめて、文字や「©」の表示を入れて書き出したものをYouTubeにアップ。
一応、これで実験映像の完成。
いつまでも実験ばかりやってないで作品らしい作品を作りたいところだが、色々やってみないとよくわからない3DCGの世界。
もうしばらく実験かな…。
STRATA 3Dでエアブラシのアニメーション(その2…テスト動画編)
モデリングしたエアブラシを動かしてみたい。
テクスチャを貼ると処理に時間がかかるので、まずは真っ白な状態で。
何てこたあ無い、基本的にはキーフレームを打って移動&回転をさせただけ。
例えば、0秒のところにキーフレームを打ってオブジェクトの位置を設定し、1秒のところにキーフレームを打ってオブジェクトを別の位置に移動させる。
そうすると、自動的に2つの位置の間を補間してくれて移動のアニメーションが出来上がる。
が。
単純にキーフレームを打っただけだと、移動速度は常に一定である。
本来、物が動くときは徐々にスピードが上がって、止まるときも段々減速する。
もう少し複雑なものだと、自動車だったらブレーキをかけるとサスペンションが効いて車体の前が沈み込んだりもするわけである。
だから、コマ撮りであれCG(2Dを含む)であれ、アニメーションを作るためには様々な動きを観察・研究しなければならないし、ストップ・ウォッチを片手に動きのタイミングの調整をしてやらなければならない。
見慣れた動きだと不自然さが際立つし、今回のエアブラシのように普通は動かないモノを動かす場合には別の何かの動きを模さないとそれっぽく見えない。
キーフレームの補間機能に頼ってはいけないのだ。
…と、いうことはわかっているんだけど。
毎度のことながら、そこまでやってない。
“毎度”というのは、After Effectsの作業も含む。
かなりアバウトにキーフレームを打っている。
デジタルの利点ですぐに結果を確認できるので、キーフレームの位置を動かしてみたり、動きの軌跡のラインを変えてみたりはしているが、基本的には「まあ、動いてりゃいいや」というノリ。
エアブラシ本体の動きに関する限り、6秒(120フレーム)で始点と終点を合わせて20のキーフレームを打っただけ。
そのわりに、手元にある本物のエアブラシと同様に「押す/押して引く」というダブル・アクションのボタンの動きも付けてあったりして。
本体に追従する螺旋状のホースは、「デフォーム格子」で動かしている。
デフォーム格子は全体の形を変形させてしまうので、螺旋が緩やかになることで伸縮する“本物の動き”とは異なる。
手抜きっちゃ手抜きではあるが、それでも1フレーム単位で本体の動きに従うように調整する必要はあった。
こうしてめでたく冒頭の動画が完成したわけである。
しかし、真っ白いままというのは寂しいから、テクスチャを貼りたい。
加えてこの動画をmixi日記で公開したら、お友だちから「せっかくのエアブラシ ここはひとつ 霧を吹いてくれなくちゃ」とのコメントを頂いた。
では、やりますか…。
(つづく)
テクスチャを貼ると処理に時間がかかるので、まずは真っ白な状態で。
何てこたあ無い、基本的にはキーフレームを打って移動&回転をさせただけ。
例えば、0秒のところにキーフレームを打ってオブジェクトの位置を設定し、1秒のところにキーフレームを打ってオブジェクトを別の位置に移動させる。
そうすると、自動的に2つの位置の間を補間してくれて移動のアニメーションが出来上がる。
が。
単純にキーフレームを打っただけだと、移動速度は常に一定である。
本来、物が動くときは徐々にスピードが上がって、止まるときも段々減速する。
もう少し複雑なものだと、自動車だったらブレーキをかけるとサスペンションが効いて車体の前が沈み込んだりもするわけである。
だから、コマ撮りであれCG(2Dを含む)であれ、アニメーションを作るためには様々な動きを観察・研究しなければならないし、ストップ・ウォッチを片手に動きのタイミングの調整をしてやらなければならない。
見慣れた動きだと不自然さが際立つし、今回のエアブラシのように普通は動かないモノを動かす場合には別の何かの動きを模さないとそれっぽく見えない。
キーフレームの補間機能に頼ってはいけないのだ。
…と、いうことはわかっているんだけど。
毎度のことながら、そこまでやってない。
“毎度”というのは、After Effectsの作業も含む。
かなりアバウトにキーフレームを打っている。
デジタルの利点ですぐに結果を確認できるので、キーフレームの位置を動かしてみたり、動きの軌跡のラインを変えてみたりはしているが、基本的には「まあ、動いてりゃいいや」というノリ。
エアブラシ本体の動きに関する限り、6秒(120フレーム)で始点と終点を合わせて20のキーフレームを打っただけ。
そのわりに、手元にある本物のエアブラシと同様に「押す/押して引く」というダブル・アクションのボタンの動きも付けてあったりして。
本体に追従する螺旋状のホースは、「デフォーム格子」で動かしている。
デフォーム格子は全体の形を変形させてしまうので、螺旋が緩やかになることで伸縮する“本物の動き”とは異なる。
手抜きっちゃ手抜きではあるが、それでも1フレーム単位で本体の動きに従うように調整する必要はあった。
こうしてめでたく冒頭の動画が完成したわけである。
しかし、真っ白いままというのは寂しいから、テクスチャを貼りたい。
加えてこの動画をmixi日記で公開したら、お友だちから「せっかくのエアブラシ ここはひとつ 霧を吹いてくれなくちゃ」とのコメントを頂いた。
では、やりますか…。
(つづく)













