ステューディオ2アーキテクツ MEMO 2025 -30ページ目

30年後の自分

先週末見たブルース・ウィリスの「ルーパー」は

近未来から送られてくる人を始末する仕事人の話なのだけれど、普通のSFとは一線を画したものでした。

ループというのはぐるぐると時間が廻る環のことで、ややややこしいのだけれど、バックトゥザフューチャー、ターミネーター、ダイ・ハード、オーメンなどからいろんなアイデアやキャラクターを借用して、意図的に継ぎ接ぎしているところがユニークでもあります。

直接関係のない作品を混ぜ込んで収斂していくこういうやりかたを、単なるパロディやオマージュではなくて、物語の方法のひとつとして意図しているとすると、とてもチャレンジングに思えます。

そういうわけで、近未来の設定はひと通りあるものの、30年後の自分と現在の自分の思考の対峙が物語のテーマになっているところが面白い。

30年後の自分は、髪はないけど、含蓄はある。

でも、多くの経験をしているが故、強欲で強情。

今の自分にはない記憶や知恵が、害悪になることもあるんだろうな。。。

DVD鑑賞 その後

9月の2回の連休も終了!
秋本番!食欲の秋!芸術の秋!
↑私の場合スポーツの秋が欠落・・・

さて、夏休み後に見たもの・・・

ターミネーター
ダイ・ハード
バック・トゥー・ザ・フューチャーⅡ
ターミネーター2
ダイ・ハード2
最高の人生の見つけ方
ルーパー

9月のリストです。
「最高の人生の見つけ方」と「ルーパー」は初見。
どちらも見終わってから色々感想を語り合いたい系なので家族やカップルにお勧めです!

来週は「宇宙人ポール」を見る予定。
映画評論家の町山智浩さんのベストフィルムから自分の好みに合いそうなものを選んでみました。

二世帯住宅の可変性

studio2設計 KAI

完全分離型二世帯住宅で親世帯に妻の両親、

子世帯に夫の母・夫婦・子供(社会人・大学生)計7人が同居

将来の間仕切可変性にも対応しています。

子世帯の子供部屋は1階リビングから階段で上がっていきますが

実はそこの壁を将来扉に変えられる用に設計したあるので

親世帯のリビングに連続した個室になります。
二世帯1

二世帯2 
上の写真の左側の壁が下の写真の右側の壁の裏


ロフトの使われ方4

studio2設計 nico
玄関2 

玄関3
2階玄関上部はお子さんたちの遊び場になっています。

ロフトの使われ方3

studio2設計CUBE
 

 

お子さん2人の机とロフトベッドが左右対象に配置されています。

まだ小さい内はお子さんも主寝室で寝ていて

祖父母が泊まる際にロフトベッドを活用しています。

下の写真の収納部分はロフトベッドの下部を

反対側から利用しています。

ロフトの使われ方2

studio2設計のPALLET
ベッドロフト1

ベッドロフト2 
子供部屋はベッドスペースを個室化

勉強はワークカウンターで、という仕様です。

ベッドの上は階高を利用して収納用ロフトとして計画しましたがお子さんが小さいうちはベッド上部も個々の遊び場になっています。。

ロフトの使われ方1

studio2設計CUBE
プロジェクター1 
プロジェクター2 
上の写真 ロフト左にプロジェクターが見えますか?

そこから正面の白壁に映写して

ホームシアターの出来上がり。

RC造を利用して家具を造る

studio2設計BARREL

コンクリート家具1

コンクリート家具2
ダイニングテーブル&キッチンと階段&収納とワークカウンターを躯体RC工事を利用して製作しました。

通常の家具工事よりリーズナブルなものができました。

バスタオル掛け

studio2設計PONTのバスタオル掛け

特注の金物工事で製作しました。
タオル掛け2

タオル掛け1 
3階にあるバスルームの床を吊っているスチール棒を利用して取り付け。

逆にこのスチール棒とガラスの間にロールスクリーンを取り付けるのはギリギリでした。

東京オリンピック

東京オリンピックの企画書で評価されたという開催地のコンパクト化。

「コンパクトシティ」というのは、車で行く郊外型の店舗による環境破壊や中心部の空洞化に歯止めをかけるヨーロッパ発の都市政策。

都市博で失敗した埋立地のブランド化、高層マンション化を図る戦略は、既存施設や空地を活用して環境破壊をしない、という最近のIOCの建前に倣ってはいるのだけれども。

個人的には、おもてなしとか震災復興を売りにするなら、東京だけじゃなくて、日本全体が喜ぶ方法に転換したほうがよい気がします。

つまり、当選した以上は、もう「脱コンパクト」で、できるだけ競技ごとに各地に分散する!

2002年のサッカーワールドカップの時は、一部に無駄に大きなスタジアムができたけれど、選手のキャンプ地を含め、大方好ましい「地元化」が図られていたと思う。

新幹線に代表される日本の交通網は世界一安全で正確だし、最新の通信ネットワークを活用すれば、関係ない競技の選手を湾岸の高層マンションに集結させる必要もなく、酷暑の東京からも開放される。

分散化はテロ対策に有効で、各地の観光PRにもなるし、地方ならではのおもてなしが期待できる。

サッカーは前と同じ16チームだからもちろん全国各地でやればよい。

格闘技は大阪、乗馬と射撃は長野、ゴルフと卓球は仙台。

体操は名古屋、トライアスロンは石垣島、10キロ泳は宮島。

東京は陸上と水泳と団体競技の決勝戦。

地方ごとに最高の場所でやるなら見に行きたいと思ってきませんか?