ステューディオ2アーキテクツ MEMO 2025 -11ページ目

磯崎新の処女作

先週のエクスナレッジでの本の企画会議のあと、磯崎新アトリエOBの彦根さんと、新宿ホワイトハウス(1957)を訪れました。


新宿ホワイトハウス外観


磯崎さんの最初期の住居といえば、N邸が、つとに有名でしたが、まさか百人町に本当の意味での処女作が残っていたとは驚きです。


N邸も処女作とされてきた大分県医師会館も壊されてしまったのに、このバラックともいえる建物が残っていて、カフェとして体験できるのは、まったくもってラッキーなことかもしれません。


ウィキぺディア によると、高校の後輩である美術家の吉村益信氏に赤瀬川原平氏の兄の結婚式の合間のトイレで頼まれて、図面だけ書いて渡して、現場監理はしていないから、公に知られていなかったようです。


磯崎さんは26歳だった当時から成長してないと謙遜されていましたが、3間立方のホワイトキューブのアトリエから、手摺のない開放的な階段でメザニンへとあがる構成は、毎夏打ち合わせに伺った軽井沢のアトリエを彷彿とさせます。


木造のバラックとは思えないダイナミックな空間性に、磯崎さんの建築の根源的な強さを見せていただいた気がします。


新宿ホワイトハウス室内


新宿ホワイトハウス内観2

本箱と木軸とRCと鉄による混構造

フラットBアネックスは小さいながら、4種類の構造部材による混構造のモデルです。


天井を見上げると、東西の耐震壁としての本箱の上に荷重を分散した細いたるきを渡し、野地板を載せているのがわかります。


駐車場だったときの南側のコンクリート擁壁は、そのまま内壁になっています。


その上に固定した緑のブレースは直径25ミリの無垢の丸鋼で、屋根の東西方向の変形に対する耐震部材としています。


鬱蒼とした庭の緑も、木部とRC擁壁の隙間に設けたガラス越しに垣間見ると、涼しげに見えてきます。


高窓

近況

暑いですねー、が合言葉の今日この頃。


アネックス工事が網戸と鍵の調整を残すだけとなり


工期が1ヶ月長くなったぶん、設計分室から暫定的にFLAT Bに積まれていた荷物を運び込みました。


またザ・ハウスさん主催の見学会が建主さんご家族の協力で開催されました。


今回は子連れOKという建主さんのご好意で沢山のお子さんや赤ちゃんが来場されていてとっても和やかな会となりました。


PONT の敷地条件分析から始まり工事記録写真を中心に設計監理のポイントを二宮がお話ししました。


参加した方々の納得できる家づくりの助けになりますように!


引越し

進捗状況 その後7

明日は赤字の部分の工事です。


①アトリエ棟外部巾木モルタル補修および玄関土間排水口コンクリート補修→16日工事予定が左官屋さんは昨日熱中症で倒れて延期→23日工事予定→済
②上記排水口の砂利止め方法(網か金物)→16日工事→済
③玄関ハンガーパイプ→16日工事予定→済
④設備(洗面器、便器、タオルレール、ペーパーホルダー)→25日午後工事予定

⑤床の防塵塗り(ディバーシーコンクリートシール)→18日工事可能か?→昨日現場にやってきた社長の「もう少し乾かしたら?」の鶴の一声でもう少しあと、でも今週末雨ですね→扉が届くはずなのでそれつけてエアコンで乾かすか?→汚れを除去23日予定→25日工事予定
⑥サッシ~躯体シール工事(ライトグレー)→13日(日)午前中工事予定→済
⑦建具3台設置→15日(火)工事予定→1台再製作→23日搬入予定→済

⑧アトリエ棟引き戸GL鋼板貼り→17日済
⑨玄関引き戸羽目板の外部用クリア塗装(オスモクリア)→25日工事予定
⑩敷き砂利部分清掃、整地→16日→済

⑪アトリエ棟天井面のあらわしの垂木および梁のささくれ、汚れの除去

⑫玄関棚板上部皿ビス4箇所パテ補修

電気は15日(火)受電済→21日メーター交換→23日東電検査→済
他に壁オスモ塗装工事後に器具取付5つ→あと4つ→17日済


明後日細かい補修が終わっていればクリーニングで工事完了となるはずです。

進捗状況 その後6

今日は赤字の部分の工事です。


①アトリエ棟外部巾木モルタル補修および玄関土間排水口コンクリート補修→16日工事予定が左官屋さんは昨日熱中症で倒れて延期→23日工事予定
②上記排水口の砂利止め方法(網か金物)→16日工事→済
③玄関ハンガーパイプ→16日工事予定→済
④設備(洗面器、便器、タオルレール、ペーパーホルダー)→25日までには・・・
⑤床の防塵塗り(ディバーシーコンクリートシール)→18日工事可能か?→昨日現場にやってきた社長の「もう少し乾かしたら?」の鶴の一声でもう少しあと、でも今週末雨ですね→扉が届くはずなのでそれつけてエアコンで乾かすか?→汚れを除去23日予定
⑥サッシ~躯体シール工事(ライトグレー)→13日(日)午前中工事予定→済
⑦建具3台設置→15日(火)工事予定→1台再製作→23日搬入予定
⑧アトリエ棟引き戸GL鋼板貼り→17日済
⑨玄関引き戸羽目板の外部用クリア塗装(オスモクリア)
⑩敷き砂利部分清掃、整地→16日→済

⑪アトリエ棟天井面のあらわしの垂木および梁のささくれ、汚れの除去

⑫玄関棚板上部皿ビス4箇所パテ補修

電気は15日(火)受電済→21日メーター交換→23日東電検査
他に壁オスモ塗装工事後に器具取付5つ→あと4つ→17日済

進捗状況 その後5

①アトリエ棟外部巾木モルタル補修および玄関土間排水口コンクリート補修→16日工事予定が左官屋さんは昨日熱中症で倒れて延期
②上記排水口の砂利止め方法(網か金物)→16日工事→済
③玄関ハンガーパイプ→16日工事予定→済
④設備(洗面器、便器、タオルレール、ペーパーホルダー)→25日までには・・・
⑤床の防塵塗り(ディバーシーコンクリートシール)→18日工事可能か?→昨日現場にやってきた社長の「もう少し乾かしたら?」の鶴の一声でもう少しあと、でも今週末雨ですね→扉が届くはずなのでそれつけてエアコンで乾かすか?
⑥サッシ~躯体シール工事(ライトグレー)→13日(日)午前中工事予定→済
⑦建具3台設置→15日(火)工事予定→1台再製作
⑧アトリエ棟引き戸GL鋼板貼り→17日済
⑨玄関引き戸羽目板の外部用クリア塗装(オスモクリア)
⑩敷き砂利部分清掃、整地→16日→済

⑪アトリエ棟天井面のあらわしの垂木および梁のささくれ、汚れの除去

⑫玄関棚板上部皿ビス4箇所パテ補修

電気は15日(火)受電済→21日メーター交換→23日東電検査
他に壁オスモ塗装工事後に器具取付5つ→あと4つ→17日済


そんなわけで息子も明日から夏休みです。

期末考査での中断をはさんでDVD鑑賞は

ダークナイト

E.T.

トゥルー・ロマンス

キック・アス ジャスティスフォーエバー

猿の惑星

エイリアン2

エル・マリアッチ

パンチライン

(500)日のサマー

でした。



進捗状況 その後4

またまた色々ありまして・・・


①アトリエ棟外部巾木モルタル補修および玄関土間排水口コンクリート補修→16日工事予定が左官屋さんは昨日熱中症で倒れて延期
②上記排水口の砂利止め方法(網か金物)
③玄関ハンガーパイプ→16日工事予定
④設備(洗面器、便器、タオルレール、ペーパーホルダー)→25日までには・・・
⑤床の防塵塗り(ディバーシーコンクリートシール)→18日工事可能か?
⑥サッシ~躯体シール工事(ライトグレー)→13日(日)午前中工事予定→済
⑦建具3台設置→15日(火)工事予定→1台再製作
⑧アトリエ棟引き戸GL鋼板貼り
⑨玄関引き戸羽目板の外部用クリア塗装(オスモクリア)
⑩敷き砂利部分清掃、整地

⑪アトリエ棟天井面のあらわしの垂木および梁のささくれ、汚れの除去

⑫玄関棚板上部皿ビス4箇所パテ補修

電気は15日(火)受電予定。
他に壁オスモ塗装工事後に器具取付5つ→あと4つ


とりあえず、高尾の現場もアネックスの現場も3時のおやつにガリガリ君が差し入れされる季節になってまいりました。


天気予報の傘マークが週末にありますが


地域の町内会共催のこどもまつりが土曜日に開催される予定で手伝い(射的のコルク弾詰め係)に任命されているので晴れというか、曇り希望です。

進捗状況 その後3

最後の詰めで設計側が上げた残工事リスト


①アトリエ棟外部巾木モルタル補修および玄関土間排水口コンクリート補修
②上記排水口の砂利止め方法(網か金物)
③玄関ハンガーパイプ
④設備(洗面器、便器、タオルレール、ペーパーホルダー)
⑤床の防塵塗り(ディバーシーコンクリートシール)
⑥サッシ~躯体シール工事(ライトグレー)→13日(日)午前中工事予定
⑦建具3台設置→15日(火)工事予定
⑧アトリエ棟引き戸GL鋼板貼り
⑨玄関引き戸羽目板の外部用クリア塗装(オスモクリア)
⑩敷き砂利部分清掃、整地

⑪アトリエ棟天井面のあらわしの垂木および梁のささくれ、汚れの除去

⑫玄関棚板上部皿ビス4箇所パテ補修

電気は15日(火)受電予定。
他に壁オスモ塗装工事後に器具取付5つ


工事の廃材はもう出ないので今週やっと運び出してもらってすっきりしました。

外部用水栓が遠くなって15mから20mに買換え、古い15mはFLAT Aの庭のホースが壊れているというのでこちらを取付。


進捗状況 その後2

昨日 ガラス工事


今日 電気工事/設備工事/板金工事


台風に備えて建具の代わりの板取り付けなど



わたしのお取り寄せ便

施主(自分)支給にしたパイプフードが早速新潟の更科製作所から送られてきました。


かまぼこ型のシンプルな外形ですが、こうしてあらためて手にとって見るととてもよくできていることに感心します。


内側の上部には、雨がフードの羽にかからないような笠が仕込んであり、水が下に抜け落ちるような空洞になっています。


また、この空洞は下から入る風をそのまま上に逃がしますから、雨が巻き込んで浸入しにくい構造です。


雨はかまぼこの内部を落ちて、水切りで外壁から離して落下させますから、外壁はもちろんフードの表面すら汚れにくいというわけです。


そしてなにより、板金で丁寧に折り曲げられていて、とても美しく、直径150ミリタイプで1個¥1750です。


必要な機能を追及した末に生まれるシンプルなデザイン、つまり機能美の好例という気がします。


地方にこういうものを地道につくっている製作所があることは、とてもありがたいことですが、大手メーカーに比べると宣伝力がないでしょうから、いつも応援する気持ちとともに、このフードを指定しています。