飯・風呂・映画 -9ページ目

迷子の警察音楽隊

ずっと観たい観たいと思っていて、日本に帰ってきてすぐにレンタルした作品。
物凄くワクワクして観始めました。2時間後、すごく複雑な気持ちになっていました。


いや、良い悪いで言ったら確実に良い作品だと思います。
シンプルながら味わいのあるストーリーで、役者陣も悪くない、何よりも監督が物凄く丁寧に丹精こめて作ったの事が伺え、非常に高感度が高いです。
東京国際映画祭でグランプリを獲った様ですが、それにふさわしい作品ではないでしょうか。

ただ、僕はもーーーーーの凄く期待していたのです。
規模的にはインディーズのこの作品、アメリカではなかなか観る事ができず、僕の「日本に帰ったらやる事リスト」には「ひじきを食べる」と「麻雀を死ぬほど打つ」の間に挟まれ、「迷子の警察音楽隊を観る」が燦然と輝いていた、それ程期待していた訳です。

言うなれば、読売巨人軍オーナーである渡邊恒雄氏(通称ナベツネ)がヤクルトから獲得したグラインシンガーにかけたそれと同じ程の期待をかけていたわけです。
しかし、結果はどうでしょう、グラインシンガー投手は、阿部との呼吸が合わないのが、現在6勝6敗という何とも言えない結果に留まっています。
6勝をあげていて、悪くはない!悪くはないんだけど、お前さぁ、グラインシンガーでしょぉ?うーん・・・。
という気持ち。ガルベスとはいかなくても、せめてメイぐらいまでには・・・というこの思い。

そんな何とも言えないモヤモヤ感、残尿感を僕はこの映画に感じました。
これは、誰のせいでもなく、ただ僕の期待が高すぎただけですが、観客に期待されてナンボの監督業でしょうから、それを飛び越えてほしいものです。

そういう意味では、先日観た「ぐるりのこと。」は高すぎる期待をかるく飛び越える、ラミレスみたい映画でした。あっぱれ!

まぁ、そうは言っても、現在勝利数セリーグ五位タイと頑張っているグラインシンガーの様に、「迷子の警察音楽隊」も立派な佳作と言っていいでしょう。
「ロスト・イン・トランスレーション」とか「嫌われ松子の一生」とか、僕の期待をメッタメタに裏切ってくれた映画達(ミセリ映画、またはダンカン映画とでも呼びましょう)も沢山ある中で、こういう丁寧な映画を作る監督がいるだけでも素晴らしいと思う事にします。星3つ!(映画について殆ど触れてないな・・)

あ、ちなみに僕は楽天贔屓です。頑張れ草野!

☆☆☆★★