オールドレンズ「絞り開放」の欠点 | 出張撮影 スタジオたいとう ☆雨の日サービス実施中

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さて、本日は昨日のつづきでもあります。

今日のレンズはこちら。

NIKKOR-S Auto 50mm F1.4

 

Nikon F 時代の50mm。

即ち、とても古いレンズです。

 

昨日のブログでは違うレンズの周辺光量不足について書きました。

このレンズも同じように絞り開放では四隅が少し暗くなり、絞り込むことで改善されます。

 

F1.4

 

F2.8

 

F5.6

 

ここまでは昨日と同じ。

昨日は触れていませんでしたが、絞り込むことで改善されるのは周辺光量だけではありません。

 

F1.4

 

F5.6

 

当然ながら被写界深度(ピントが合って見える範囲)の違いもあります。

 

そのほかに、こちらはサイズが小さいとわからないレベルなので拡大してみます。

 

F1.4

 

F5.6

 

F1.4ではピントが合っている部分も少し滲んだような写りで、F5.6では画質が向上していることがお分かりいただけると思います。

くっきり写したいならば「絞り開放」よりはF5.6やF8くらいまで絞り込んだほうがよい結果が得られるはずです。

一方、お花の写真や女の子のポートレートなどはF1.4で撮ってもソフトな描写で好ましい写真になるかもしれません。

 

もっとも、小さいサイズでプリントしたりブログに掲載したりする程度であれば、レンズの欠点が目立たない場合も多く、その性能についてなど気にしなくてよいとも言えるでしょう。

 

 

背景をぼかしたいから「絞り開放でしか撮らない」とおっしゃる極端な方もいらっしゃいます。

欠点を理解したり、他の絞り値での性能を知ったりしたほうが、写真を撮る楽しみが広がるのではないでしょうか。

初心者の方にこそ、絞りやシャッター速度が自分で変えられるカメラのメリットを存分に味わっていただきたいと思います。

 

 

出張撮影専門 スタジオたいとう (東京都台東区)

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