出張撮影専門 スタジオたいとう です。
東京都台東区を中心に活動中しております。
家で探し物をしていたらダンボール1箱分の8ミリフィルムを発見。
そういえば、私以外は誰も見ないだろうと思い引越しの時に持ってきていたのでした。
ちなみに、これが8ミリフィルム。
懐かしいからデータ化して兄に送ってみようと思い立ち、さっそくホームテレシネに挑戦。
映写機は家にありますし、数年前に購入していた便利な機材もあります。
ナショナル ホームテレシネ VZ-HT10
ソニーの業務用ビデオカメラをセットして撮影してみると・・・、どう設定してもフリッカーが激しくて見づらい。
家族に見せるだけとはいえ納得できるレベルではありません。
そこで、いろいろ調べてみると解決法がふたつ見つかりました。
・映写機を調整して18コマ/秒から20コマ/秒にする
・パナソニックAG-DVX100シリーズ等の「シンクロスキャン」という機能を利用して撮影する
映写機の調整は電気系の苦手な私には難しそうですし、貴重な映写機が壊れてしまったら大変です。
ビデオカメラはソニー製品しか持っておらず、これだけの為に買い足すのはいかがなものか。
が、諦めるのも面白くない。
というわけで解決法の後者を選択。
AG-DVX100
3CCD、そしてレンズはライカブランドの高級品なのに運よく安く入手できました。
もはやハイビジョンでもないDVカメラに価値はない、とでも言われたかのような価格で嬉しいような悲しいような複雑な気持ち。
シンクロスキャンは、テレビ画面等を撮影するときにフリッカーが出ないよう、細かくシャッタースピードを設定できる機能です。
試してみると、前回と比べて悪くない感じでした。
もう少し上手い具合に設定すればきれいに写せそうです。
ただ、映写機の速度が安定していないようにも感じられ、こちらも何らかの対策が必要かもしれません。
研究を続けたいと思います。
子供のころ、夏休みの夜にみんなで祖父母の家に集まって8ミリを観るのが楽しみでした。
40数年前。この10年後くらいに道路は舗装され、近所にコンビニができました。
親の若かりし日の手書きタイトルも味があります。
・・・8ミリのデータ化をご検討中の方へおしらせ・・・
テレシネは、スクリーンに映写したものをビデオカメラで撮影するだけの簡易的な方法もあれば、高画質を得られる高価なテレシネの専用機器を使用する方法もあります。
フィルムの扱いに慣れている業者もあれば、慣れていない業者もあるでしょう。
良い業者ではフィルムの状態をきちんと確認し、必要であればクリーニングを行ってくれるところもあるようです。
単純に価格だけを比較せずに、内容を確認し、慎重に業者をお選びください。
出張撮影専門 スタジオたいとう (東京都台東区)
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