一級建築士の悩みごと -16ページ目

ビオトープ

計画中の建物に「ビオトープ」を設ける案がでている。

昔は、道を歩くと当たり前に小川や畑、水田などで見られた虫達の様子。
そもそも、人工的に「生物生息空間」を人工的に作って、残そうとしなければいけないことに抵抗を感じる。
東京などの都会では、意図的に残さないといけないのだろうが、私達の住む石川県には、まだまだ自然が残っている。

その自然をどうやって残すか?という議論よりも先に、「「ビオトープ」を作るという発想にいくことに疑問を感じる。

開放感とセキュリティー

今、計画中の案件で悩んでいることがあります。
地域に開放された施設と、施設に入る人のチェック、いわゆるセキュリティーの考え方。

開放することと、入場者を制限することは、相反することです。
色々な場面を想定して、考えていくのですが、考えているうちに矛盾するところが次々に出てきます。
まるで難解なパズルのようです。

施設の用途や使い方、動線と管理方法を洗い出し、最善の接点を探し求めて悩んでいます。

建築士試験の見直し

昨日書きました、「建築士制度の見直し」の中に、建築士試験の見直しがあります。
内容は、受験資格の要件見直しと、一級建築士の試験内容の見直しです。

学科試験が4科目だったのが5科目になり、問題数も25問増えます。
更に設計製図試験では、構造設計や設備設計の基本的な能力を確認する出題があることになりました。
私達が受験した頃よりも「難関」になることでしょう。

試験を難しくすることと、構造計算偽装の再発防止とは意味が違うと思います。
建築士の倫理観を向上させることが、「偽装」の再発には意味のあることだと思います。